きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

まさかの時に

2019-02-24 19:38:06 | 日記
今日、珍しい人から電話があった。📞

「久し振り、元気だった?」私の第一声…

3年前まで、我が家に木彫りを習いに来られていたOさん。
病気になり、しばらく休むと連絡があったまま、
3年間、お稽古は再開することがなかった。

ずっと気にかかっていたのだが…

久し振りのOさんの声は、元気そうだったが、
「私、昨年、大変だったのよ」…と。

昨年の1月、息子さんがいらっしゃる東京のスケートリンクで転倒し、右肘を骨折した。
小さな病院では手に負えず
大病院に移されるほどの重症だった。

それから10ヶ月、
大阪の息子さん夫婦の世話になり、
手術とリハビリ。
今も、右手は不自由で、
元のようには回復しないそうだ。

もう木彫りは出来ないので、
中断していた木彫りを仕上げて欲しいとの電話だった。
もちろん、時間は掛かるけど…と、
承諾した。

ちょうど、10日前の事、
こちらも久し振りに、Kさんから電話があった📞

第一声はKさんから…
「元気にしてる?私、昨年怪我をして入院していたのよ、だから、あなたも元気かな?と思って…」と、

Kさんの話は、
昨年の2月の夜、スマホを持って2階に上がり、
電気のスイッチを押そうと振り返り、
バランスを崩して転倒…
頭から大出血…
幸いにも、手にスマホを持っていたので自分で救急車を呼んだそうだ。

頭を6針も縫う大怪我、
その後、頸椎の手術とリハビリで、
6ヶ月も入院していたと…。

Kさんも、一人暮らし、近くに住む姪っ子に
世話になったそうだ。

お一人様…元気な時は気楽でいいのだが、
人生、元気な時ばかりではない。

Oさんも、Kさんも、一瞬の怪我で、
今までの生活ができなくなった。

そして、誰かの手を借りなければ、
ならなくなった。

私はどうだろう。

ほぼ同じ歳の二人の話を聞き、
改めて、自分の歳を考えた。

若いつもり…だが、若くは無い。

まさか…は、自分のすぐ側にある。

そのまさか…を、心に留めて、
生活しなければ…

マンション暮らしは、
ご近所関係も希薄になり、
隣人のことなど、
気に留めてくれる人もいないだろう。

自分のことは、自分で考えなければ…


スマホは、肌身離さず、持っておいた方がいいよ。
私はスマホに助けられたのだから…と、
Kさんの助言。

母親は、元気なもの…と、
電話もして来ない息子より、

スマホの方が、頼りになる??

そんな時代か……







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