きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

苦手に挑戦する事…

2019-02-10 05:25:50 | 手芸
今日も寒〜〜い

最近の私は
苦手な事、未知の事に挑戦する時は、
一歩踏み出す前から、
マイナス思考になってしまう。

方向音痴なので、
知らない所に出掛ける時は、
電車を間違えそう…
道に迷いそう…と、
迷子になって、ウロウロ、オロオロしている自分を、先に想像してしまう。

心配性なの…と、可愛ぶってる歳ではないぞ!

昨日も、手芸の本に掲載されてた記事の中のデザイナーが着ていた服に、目に留まり…

さすがデザイナーが着ている服だけあって、
凝ったデザインがかっこいい…

かっこいい…それだけの理由で、
参考に掲載されていた製図を、
写し始めたが…
これが、複雑すぎて…

数日前に、私が縫ったワンピースは、
前身頃、後ろ身頃、袖、えりの見返し、ポケット…以上だったが、

今日、写し始めたが製図は、
前身頃、後ろ身頃、前袖、後ろ袖、
隠れヒダ布、えりの見返し、裾の見返し、
ポケット…

前身頃の打ち合わせには、
17個のボタンが付く。

複雑に重なり合った製図を、色鉛筆で色分けしながら…

これ出来るのか???
途中で挫折した自分の姿を想像して、
手が止まった…

今まで、こんな複雑な服は、縫ったことがない。

製図は、机の上に広げたまま…
中断…。

夕方から、手持ちぶささに、
未完成のままの、刺繍を出してきた。

これも、手芸の本の付録で、
図案だけ写して、
細かッ⁈…と、刺す前から挫折したもの。

寒いから、コタツの中で出来るものを…
そんな安易な気持ちで始めたが、
ウ〜ン細かッ⁈


細かい事や、面倒な事、時間が掛かる事、
歳を取るほど、苦手になった。

最初から、出来そうにない…と、諦めてしまう。

目の前の
大きな壁を突き破るのも、
高い山に登るのも、

若い力のある若者がすること…

もう歳だから…を、言い訳に、
挑戦することを避けている自分を知った。

私は、年寄り???
80歳の先輩からは、まだ若いね…と言われる。
9歳の孫からは
「おばあちゃん」と、呼ばれる。

年齢って…何だろうね。

生まれて生きてきた月日…

心ではないだろう…。

哲学者のような、理屈っぽい事を一人で考えて、
それに酔っているが…

年寄りとは、年齢ではない。
挑戦を忘れたら、年寄りになる…

ちょっと気恥ずかしいが、
そう自分に言い聞かせ…

苦手な細かい刺繍を、
ハズキルーペを、かけながら
再挑戦した。

こんな気恥ずかしい事を書いた手前、
完成させなければ、

笑い者だわぁ〜〜









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする