きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

土々呂の滝!

2013-10-11 16:54:19 | 田舎日記

先日、Mちゃんにりんどうの花を取りに連れて行ってもらった帰りに、土々呂の滝に案内してもらった。
土々呂(どどろ)の滝と読む。

家を出て、撫養街道をとにかく西に走る事、1時間半
東みよし町の三加茂を左折して、県道44号線に入る。
山に向かって走り、山懐に入ると、ガードレールも無い山道は、
ますます細く険しくなってくる。

車の幅いっぱいの道を、たまに対向車とすれ違う時は、ドキドキハラハラするが、
さすがに山道に慣れていて、上手に通り抜けるのには感心する。

山奥に進むにつれ、気温はグングン下がり、周りの景色も変わって行く。
何度登っても、山の景色は感動する・・・と言いたいが、
今日は濃霧で、急勾配の急カーブの道の先が見えない。

景色を見る余裕などないほど、シートベルトを掴む手に力が入る。
濃霧はすぐ晴れたり、またかかったり・・・・その度に緊張したり、ホッとしたり・・・
それでもその濃霧が、今までとは違った景色を見せてくれたのは嬉しいかった。
桟敷峠を走り、風呂塔(フロントと読むらしい)キャンプ場の入り口を走り過ぎたら、六地蔵峠に到着。
いつもこの辺で、花を摘む。
今回もここで車を降り、1時間ほど散策して、秋の花を摘んだ。
ここから車で、来た道とは反対になるが、半田町の方に下山した。
谷沿いの細い道を下る途中に“土々呂の滝”が有る。
つるぎ町の半田川の支流、大藤谷川にあり、
落差30m 水量の豊富さと豪快な姿は、県下でも名瀑と言われているらしい。
平成9年には、周辺を親水公園として管理し、
山岳の秘境には似つかないほどきれいに整備されている。

滝壺まで、急な坂を下りて行くと、昨日の雨で濡れた落ち葉に足を取られそうになるが、
聞こえてくる滝の音に、一層、期待は膨らむ。
足も気も焦りながら、滝壺に降りて見上げた滝は、やっぱり大きくて迫力満点!!
黒い岩壁から、滑り落ちてくる水の帯は、滝壺に落ち、白い水しぶきを跳ね上げる。
周りはマイナスイオンで一杯で、天然のエステを全身に受けているようだ。
  

私たちは、上から下に降りて来たが、反対に半田町から登ってくると、反対側の入り口に着くようで、
そこには駐車場もトイレも有り、滝壺までは遊歩道で降りて来られる。
夏にはライトアップもされるようで、夏もよし、これからの紅葉の時期も良いだろうと思う。

ここでゆっくり出来なかったのは心残りだが、また、来たい場所が出来た。









コメント
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