田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

憲法記念日:新聞各社の主張は?

2008年05月04日 | ドラミング

今日もニセコは晴天です。
また、暑くなりそうです。

昨日は、現行憲法施行61回目の記念日でした。

この日に各社がかかげた社説を読むと、その新聞社の現行憲法に対す
るスタンスがよくわかります。リンクばかりで恐縮ですが、一巡されること
をお勧めします。

朝日:日本国憲法―現実を変える手段として

 改憲の世論が大きく後退した要因及び、憲法の現状が実質的に後退し
 て現状を(憲法に照らして)変革しようと訴える。

読売:憲法記念日 論議を休止してはならない

 同社の世論調査で、改憲支持がはじめて少数派となったことには触れ
 ず、改憲のための手続き遅れはけしからんとのみ主張。国民の暮らし
 と憲法のかかわりなど一顧だにしない、いつものタカ派的論調。

毎日:憲法記念日 「ことなかれ」に決別を

 憲法をめぐる昨今の状況を分析した後、憲法を生活に生かす道筋は
 何かを問いかける丁寧さに好感が持てる。

産経:施行61年不法な暴力座視するな 海賊抑止の国際連携参加を

 シーレーンに出没する海賊すら取り締まれない現行憲法は改正すべし
 という荒唐無稽な主張。フジテレビのおちゃらか番組を彷彿とさせる。

日経:憲法改正で二院制を抜本的に見直そう

 憲法論議を参議院の縮小、弱体化に特化した一面的な主張。日本経
 済のオピニオンリーダーを担う同社の社説としては、その次元の低さに
 唖然とさせられる。ねじれ国会の本質を理解できていない。

北海道:憲法記念日 平和に生きる権利 今こそ

 おまけに小生の地元、道新の社説をどうぞ。地方紙としてはまともな
 憲法論議になっている。軍事に頼らない平和を追求しようと訴える。

(注)この記事には「賞味期限」があります。しばらくすると新聞社の記事が
削除され閲覧できなくなりますので、お早めにどうぞ。


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