ニセコは昨夜から強風が吹き荒れています。
周囲の木々の悲鳴で、今朝は早くから目が覚めてしましました。
世の男性諸氏には、何につけ”入れ込む”ことが多いと思いますが、
小生も例外ではなく、このところ、LPレコードに入れ込んでいます。
きっかけは、このアンプ。
LPレコードの出力を補正するイコライザーアンプですが、ELサウンドと
いう大阪の小さな会社のアンプがいいというので、借りて聴いて見たら
その音のすばらしさに一目(聴)惚れしてしまいました。
値段も(一般的なこの手のアンプの)半値ほどなので、現有のものを売
却すれば購入できると思い、早速、導入することにしました。
以来3週間。来る日も来る日も、LPレコードの試聴に明け暮れています。
LPは、たぶん700枚くらいストックがあると思うのですが、日頃、あまり
聴いていないので、何がなにやらよくわかりません。それでもあれこれ
引っ張り出して聴いている内に、何が良くて何がダメかもわかってきま
した。
つまり、盤質の良否による音質の良し悪しと、アーテイストによる音楽
の良し悪しがあり、ベストマッチしているものは、アナログレコードの
自然で臨場感に満ちたすばらしい音楽を楽しむことができます。
盤質は、やはり箱物で収集したものが良く、未使用のものが多いので
雑音がなく音楽に浸れます。
例えば、上の写真の右端は、ベートヴェンのヴァイオリンコンチェルトで
すが、ソリストが韓国出身のキョンファ・チョン、キリル・コンドラシン指揮
のウイーンフィルとの競演というめずらしい組み合わせです。演奏もす
ばらしく、クラシック音楽の楽しさを満喫できます。
購入したまま放置してあるレコードが大半ですので、これからせいぜい
アナログ音楽にどっぷり浸りたいと思っています。