田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

黒い人

2008年04月02日 | 田舎暮らし

昨日の嵐とはうって変わって、今日のニセコは快晴です。
気温もそこそこ上がって暖かくなりました。

親戚の病気見舞いと墓参りを兼ねて上京。
1年振りの東京をあちこち電車で移動しましたが、黒い装いの人が多く、
ちょっとビックリしました。

3月29日午後1時頃、渋谷から東横線の横浜元町(中華街)行きの特急
に乗車。周囲をみると、

・ 黒い人:ひとつのブロックに腰をおろしている14人の内、何と11人が
 黒い装束を身にまとっています。サラリーマンやリクルーターは、マァ
 仕方がないとして、普段着の若い女性も中年の男性も黒の洋服を着て
 いて、お葬式に迷い込んだ感じでした。

 この黒装束、流行のファッションということだけでなく、暗い世相を反映
 してのことのように思うのですがどうでしょうか。また、例の(突き落とし)
 事件もあって、電車を待つ人々は、何となくホームの端からは離れて
 電車を待っている感じでした。

・ ケータイの人:14人中6人。席に着くやいなやケータイを取り出し、画面
 に見入ったり、ボタンをせわしなく押したり。もはや、ケータイなしに生活
 が成り立たなくなっているのですね。発車までの数分は、絶好のコンタク
 トタイムなのでしょう。

 そう言えば、自動改札機に、札入れ(の中のSuicaなど)をかざして通過す
 る人を多くみかけました。空港では2次元バーコードによるチケットレス
 チェックインでした。田舎に暮らしていると、こうした世の中の動きには疎
 くなるばかりです。

・ マスクの人:14人中5人。花粉症の季節です。特別大きなマスクをする
 人が目立ちましたが、この電車でもマスクをしてつらそうにしている人が
 何人もいました。若い外国人のビジネスマンもマスクをしていました。

車窓を飛び去る満開の桜とはうらはらに、車内の空気は暗く、小生らが
暮らしていた頃の東横線のあの華やかさはどこへ行ってしまったのかと
ちょっとさびしくなりました。

(注)雪深いニセコに暮らす小生らは、常に消息を明確にするため、赤とか
青とかできるだけ派手な服装をするようにしています。例えば、ゲレンデで
は、これらが衝突防止になりますし、夏場の黒装束は、虫を誘引するので
さけるようにしています。


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