田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

美人の奥さん

2008年01月24日 | 田舎暮らし

1月24日

今日のニセコは時折雪が舞うお天気です。
すでに渡島・檜山地方には暴風雪警報が出ているので、間もなく当地
も風雪に見舞われそうです。

先日は、加齢によって物忘れがひどくなり、あれ・それを連発しながら
暮らしているというお話をしました。

この物忘れというのは、過去に記憶した物事をタイミングよく思い出せ
ないということなのですが、他方、新しい物事を覚えるのも苦手という
ことでもあります。

例えば、この秋口に、近くの沢に「クレソン」が自生しているのをみつ
け、時々、摘んできてお浸しなどにして楽しんでいたのですが、この
「クレソン」というのがなかなか覚えられず困りました。ちょっと独特の
形をした葉物のイメージは浮かぶのに、なぜか記憶できません。

どうもカタカナ語であることも原因しているようで、試行錯誤の結果、
クレソンを「暮損」という漢字を当てはめてみたら、今度は記憶できる
ようになりました。家内と散歩に出るとき、「あそこ」までではなく、
”暮損(クレソン)が生えてる橋まで行こう”というように、具体的に
場所を指定できるようになりました。

考えてみると、これと同じことは以前にもあったことを思い出しました。
掲題の「美人の奥さん」です。

この方(ご夫妻ですが)は、町が主催するバードウオッチングでお知り
合いになったすてきなご夫妻なのですが、なかなかお名前が覚えられ
ません。一度、覚えてもすぐ忘れていまい、お会いしてもお名前が出て
来ずに失礼してしまうこともありました。

そこで、その奥様が文字通りお美しい方なので、「美人の奥さん」と呼
ぶようにしました。勿論、当初は、私たち夫婦の間だけで通用するお名
前だったのですが、その方が拙宅をお訪ねになった際、家内が「ねぇ、
美人の奥さんがお見えになったわよ」と小生に声を掛けたりして、その
方にも知られてしまいましたが。

また、ちょっとニュアンスが異なるのですが、ご近所にお住まいの方で、
私たちの田舎暮らしに、野菜やシイタケの造り方とか、焼肉用のカマド
の作り方とか、さまざまな田舎暮らしの知恵を授けてくださる方がおいで
なのですが、その方を、私たちは「師匠」と呼んで尊敬して来ました。

このように加齢による記憶力の減退も、工夫次第ではうまく付き合って
いけることを学びました。さて、皆さんの場合はどうでしょうか。


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