今年、2010年は「国民読書年」だそうです。
2008年の国会決議で決まったそうです。2000年の「子ども読書年」から10年を経て、対象を全国民にまで広げて、読むことを通じて豊かな言語力を育てたいとしています。
推進母体は、このブログで「すごい人」とご紹介した福原義春氏が会長を務める「文字・活字文化推進機構」です。具体的には、シンポジウムやワークショップなどを各地で開催して、読書の大切さを広めていくようです。
小生も読書が好きで、町の図書室から隔週3冊を借用。家内の分と合わせ6冊の内から、2週に3~4冊くらいのペースで読んでいます。これでも1年に読めるは、たった100冊程度です。
日々、膨大な書籍が発刊されることを思うと、何とも頼りない数ですが、チリも積もれば山となるので、兎に角、読み続けることが大切だと思っています。
ちなみに、家内は、輪をかけた本の虫で、「本さえあればあとは何もいらない主義」なので、これは大助かりです。本も購入すればかなりの金額になりますが、すべて町の図書室頼りですから家庭経済には影響なしでメデタシメデタシです。
一方、読書後、その感想を文章にまとめると、何を読んだのか、どのように読んだのかがはっきりして良いものです。09年は、約40冊の読後感を書いていますが、良かったもの、そうでもなかったものを上げると下記のようになります。
●良かった本
・天道荒太著「悼む人」
・山崎豊子著「運命の人」
・宮本輝著「骸骨ビルの庭」
・乙川優三郎著「生きる」
・田渕久美子著「女の道は一本道」
●期待外れだった本
・村上春樹著「1Q84」
・磯崎憲一郎著「終の住処」
今年も、あせらず気長に本を読みたいと思っています。そして、これはという本にめぐり合いたいですね。