拙宅2Fの書斎は、オーデイオルームを兼ねているのだが、そこにご覧のような屏風が登場した。
左右の衝立状のスピーカーの中央にVの字状に立てた音響板で、こうすることで再生される音楽に立体感が生まれる。あたかもコンサートホールで聴いているかのような感じになるから不思議だ。
つまり、この屏風がないと左右のスピーカーから出る音が相互に干渉して平板的な音になるようだ。この屏風が左右から出る音をある程度分離し、立体感が生まれるらしい。
音響板の表面には凹凸があり、高域部の音を拡散させる作用もある。また、部屋の(左右の)コーナーにも同じような音響板を置いてあるので、それらの相乗効果で心地よい音場を形成するようだ。
もう何十年もオーデイオをやっているが、また新しい発見があり興味がつきない。