先日来の胃の不調から脱すべく、食事をよく咀嚼して食べるようにしたら、味もよくわかるし、少量でも満腹感を得られるようになりました。
これは、従来よく言われていたことなのですが、いざテーブルにつくと食べることに気がはやり、それほど咀嚼せず食べていることもわかりました。
現代人の場合、食事を早くするよう子供の頃からせかされるせいか、無意識の内に早食いになっているようです。
最近厚労省が発表した「国民健康・栄養調査」でも、よく咀嚼して食事をする重要性を説いています。
つまり、頭脳が満腹の度合いを感じるには時間がかかるので、早食いの人は、満腹感を感じないまま、ついつい食べ過ぎるのがメタボの原因になるようです。ちなみに、メタボの人は、「どちらかと言えば、早食い」と答えた人が63.9%もいたそうです。
また、男性の場合、メタボ率が、30代で34.8%、40代では36.2%にもなっているというのですから驚きです。
よく咀嚼しながら食事をすることは、胃の負担を減らし、美味しさを味わい、且つ、メタボ防止にも役立つと一石三鳥の効果があるようなので、せいぜい実践して行きたいと思っています。(図表は、同資料から拝借しました)