駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

駒師の麻雀 ~その15~

2021年06月26日 | 麻雀
前回記事で麻雀は4回中3回は形勢不利、

という様なことを書かせて頂きました。

今回はその続きです。

形勢不利を挽回するための技術の一つに、

Bluff(ブラフ)があります。

日本語では、はったり、こけおどしの事ですね。

本当の勝負手が自分に入っている時は、

そのまま勝負しますが、

ブラフは、勝負手が入っていないのに、

まるで勝負手が入ったかのように振る舞い、

相手を降ろしたり、自由に打たせない効果を狙います。

相手の頭の中はもちろん、

手牌や山に残っている牌など、

物理的にも見えない部分が多い麻雀では、

こういう戦い方も状況に応じて出来ないと、

勝率をキープするのが難しくなります。

将棋の場合は、見えない部分は対局者の頭の中だけですので、

ブラフが有効な場面は、麻雀ほど多くありませんが、

相手が読み切れないと予想して、

勝負手を放つことがありますね。

形勢不利な場面が多い麻雀においては、

将棋だったら常に勝負手を連発している、

そのぐらいの感覚になります。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大会準備 | トップ | 第62期王位戦 ~その1~ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

麻雀」カテゴリの最新記事