ようやくこの書体で駒を作ることが出来ます。
褚遂良(ちょすいりょう)です。
⇒Wikipedia「褚遂良」
前回記事は4年以上前ですから、
ここに至るまで随分と長い時間を要しました。
⇒前回記事
納得出来る字母紙が出来なかったのが
最大の原因ですが、試行錯誤の末、
ご覧の通り字母紙が完成致しました。
まだ改善を重ねて行くことになると思いますが、
まずは彫ってみたいと思います。
木地はやや赤みの強い
中国黄楊の柾目を合わせてみました。
一部「追い柾」も混ざっていますが、
最初ですのでこのぐらいが丁度良いかと思います。
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椅子対局の道場もありますが
日向席主様の道場はどんな感じでしょうか?
http://www.ja6ybr.org/~jf6dea/hsrpt/by/byrpt409.htm
褚遂良さんが下書きを書いて彫り師さんが
石ノミで彫ったのでしょうかねぇ?
中国の古典の書は拓に取る前の
オリジナルの石彫刻がどんな表情なのか
アップの写真を見てみたいなぁと興味があります。
石碑は無限ではないものの、紙に比べれば何倍もの年月原型を保てることでしょう。故に楮遂良書の版元は石碑等でしょうが、私の手元にはデジタルデータでやって参りました。
時代の違いを感じますが、どれだけ時が経過しても書の良し悪しが殆ど変わらないのは素敵なことです。
今年も将棋棋具ファンにとって
勉強になる情報発信を期待してま~す♪