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将棋駒作家のつぶやき

角落ち上手戦記 対居飛車穴熊    ~その2~

2019年07月01日 | 対局日誌
●第3図までの指し手
▲6八角
△4四歩
▲7七銀
△6二金
▲7八金
△7三金
▲6七金右
△8四金
▲6九玉


下手は囲いを矢倉に発展させます。美濃囲いは堅い囲いですが、上からの攻めにはあまり強くありませんので、この組み換えは有効だと思います。
しかし、上手は立ち遅れを利用してポイントを稼ぎに行きます。

●第4図までの指し手
△7五歩
▲同 歩
△同 金
▲7六歩
△7四金
▲7九玉
△9五歩
▲8八玉
△4三金
▲5六歩
△6二飛


上手は簡単に7筋の歩交換に成功しました。もし端の2手が▲4六角と▲3六歩になっていたら、上手の右金はこんなに自由に動く事はできなかったでしょう。

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