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駒師「日向」のブログ 本店

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将棋駒作家のつぶやき

サラサラの。。。

2010年10月23日 | 永世名人書シリーズ
サビ漆を入れた直後を写真に収めました大山書です。

これが1回目です。

以前にも少し書きましたが、サビ漆をサラサラにして

使うのが小生流です。

おそらく「との粉、漆、水」の割合は他の方々と

大差ないかと思いますが、そこに油を足しています。

以前は樟脳油を使っていましたが、ニオイがいつまでも

残っているので、気になると言われたことがあります。

そこで、今回はニオイの少ないテレピン油を

使用してみました。

通常の方法に比べると手間が倍かかってしまうのですが、

彫埋駒の表面が綺麗にそろう気がします。

ピンホールが出来にくくなる長所もあります。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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最新錆漆登場! (慎秀)
2010-10-23 18:14:00
日向師は研究熱心で見習わなければと感じます!
錆漆にテレピンですか?!
写真を見ると確かに綺麗に埋まりそうですね。
硬化具合や時間などは変化があるのでしょうか?
返信する
慎秀師へ (日向)
2010-10-23 19:36:36
コメントありがとうございます。
うーん、本当は漆100%でやりたいのですが、それですとものすごく手間がかかりますし、普通のサビ漆では出来上がりにムラが出ます。
まあ、この方法は良いかどうか分かりませんが、その中間といったところでしょうか。
返信する

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