インターネットの普及により、
それほど数は多くはありませんが、
盤駒の見分けに関する情報も見られるようになりました。
良い時代になりました。
画像は卓上榧盤の木口です。
木口は木を切り倒した時の切断面、
年輪が見える切り株の一番大きい部分です。
将棋盤の場合は、対局者に最も近い手前の部分になります。
盤は原則一枚板がもっとも良いと思われがちですが、
それは脚付きに限った話で、
一般的に脚付き盤より厚みがない卓上盤は、
原則通りにならない場合もあります。
その原因は「曲がり」で、
曲がりが出にくい様に考案されたのが接合盤です。
一枚板の板目と2枚接合の柾目では、
どちらが盤として高い評価が得られるかは分かれます。
もちろん、木取りの他に、
色合い、目節の有無などよっても、
評価は大きく異なります。
丁度、コロナ禍の影響でNHK杯は卓上盤でやってますね。
柾目の幅が揃っている上に、
接合部分が罫線の下に隠れていて、
木口から見ても接合枚数がはっきりしません。
高そうな盤だなー、って思いますが、
これだけ良いと、商売している身としては、
勿体なくて使えない。。。
それほど数は多くはありませんが、
盤駒の見分けに関する情報も見られるようになりました。
良い時代になりました。
画像は卓上榧盤の木口です。
木口は木を切り倒した時の切断面、
年輪が見える切り株の一番大きい部分です。
将棋盤の場合は、対局者に最も近い手前の部分になります。
盤は原則一枚板がもっとも良いと思われがちですが、
それは脚付きに限った話で、
一般的に脚付き盤より厚みがない卓上盤は、
原則通りにならない場合もあります。
その原因は「曲がり」で、
曲がりが出にくい様に考案されたのが接合盤です。
一枚板の板目と2枚接合の柾目では、
どちらが盤として高い評価が得られるかは分かれます。
もちろん、木取りの他に、
色合い、目節の有無などよっても、
評価は大きく異なります。
丁度、コロナ禍の影響でNHK杯は卓上盤でやってますね。
柾目の幅が揃っている上に、
接合部分が罫線の下に隠れていて、
木口から見ても接合枚数がはっきりしません。
高そうな盤だなー、って思いますが、
これだけ良いと、商売している身としては、
勿体なくて使えない。。。