徒然なるまままに

展覧会の感想や旅先のことを書いてます。

Asian Art Museum @ San Francisco

2006-08-27 | 美術
Asian Art Museum
200 Larkin Street, San Francisco, CA

サンフランシスコ空港から市内を結ぶ鉄道BARTのCivic Center Stationの近くにSFMOMAがあるつもりだった。10年以上も前のJALの地図ではそうだった。でも、移転したようで折角ということで、Asian Art Museumを訪問。

1階は特別展示室。The elegant gathering中国の書(The Yeh Family Collection)とA Curious Affair: The Fascination Between East and West (June 17–September 3 , 2006)が開催中。後者には、南蛮屏風が何点か展示されていた。司馬江漢の下総利根川今井浜1812には富士山が描かれていたが、富士山が妙に大きく描かれていて奇妙であった。筑波山ならわかるが。

3階は、インド、インドネシア、タイと中国の翡翠など。所狭しと並べられている。量は多く東博などは圧倒している。特に、中国の玉のコレクションは、凄い。中国人は玉を愛しているというのがよくわかる。
2階も中国の続き。陶磁器コレクション。書は董其昌の草書懐素自序帖巻、文徴明 行書秋興賦巻が。
朝鮮につづき、日本。芦雪の「象と子供」「那智の滝」があった。応挙もあった。樂宗入作 黒樂(平)茶碗 銘夏神楽。仁清の茶碗もあったが、本物?仁清写し?

日本美術は中国と比較するとちょっと見劣り。逆に中国人にとっての中国文化と日本人にとっての中国文化の違いを実感。
(20日)
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