心にうつりゆくよしなしごと / 小嶋基弘建築アトリエ

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アトリエ一級建築士による構造材現わしの架構方法

2013年06月03日 | 日記・エッセイ・コラム
茨城県産八溝材の天然乾燥の杉による構造材現わしの架構(横架材)。
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画像では表現出来なくて残念ですが、乙女のやわ肌の様な美しい構造材のテクスチュアーです。
是非多くの方にご覧頂きたい美しさ・素晴らしさです。

とても広くて天井の高い、明るくて風通しも良くて開放的な間取りの為の骨組みです。
図面上ではまだ実感の無かった建て主さんも、感心されていました。

91cmピッチの大垂木、水平方向に連続する梁、そして、超仕上げ鉋仕上げの柱(養生の紙が巻いてあるので、まだ見られませんが)。

完成時に構造が現わしとなる家の作り方。
構造の美しさと強度と耐久性が、とても高い次元で両立する架構方法です。



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