岩木山を考える会 事務局日誌 

事務局長三浦章男の事務局日誌やイベントの案内、意見・記録の投稿

たまには毛色の変わった話しでも…私のコンピュータ事情(5)

2009-02-06 05:26:12 | Weblog
(今日の写真は「Mac Pro」の側板を開けて内部を覗いた写真だ。昨日、一昨日の「手作り」のコンピュータとの違いは「瞭然」だろう。まず、配線が全く見えないといっていい。配線がわずかに見えるのは「グラフィックカード」への電源供給用のものだ。
 上部から、少し説明を加えよう。左側には「光学ドライブ」である。これは2基装着出来る。私は1基しか載せていない。その右は「排気用のファン」である。これらすべての「覆い(カバー)」は取り外しが出来る。
 その下に4つ並んでいるのが「ハードディスク」で、私はこの内の3つに「システム」用、「バックアップ」用、それに「テクツールプロ」の「e-Drive」用を装着している。左下部の大きなカバーは「メインファン」のものである。その左には「メモリ」2GBが8枚、合計16GBが装填されている。これは4枚のメモリが1枚の基板に装着されて、それを填め込む形になっている。
「Mac」の姿勢はすべてここにある。一つ一つの部品を「リード線」でつなぐのではなく「基板(電子部品を組み込むプリント板。また、集積回路を配線するシリコンの結晶板)」化してあるということだ。これでは「自作マニア」でも真似が出来ない。真似が出来ないことがまた、「Mac」の魅力なのである。
 覆いはすべて手前に引き出すことが出来る。引き出してみると、その内部の「ソリッド」振りがはっきり見て取れるのだが、今日のところは、この写真で勘弁していただきたい。これで十分、「Windows」の自作機内部との違いが理解されるであろう。)

 ※まだ市販されていないNew OS「Windows 7」、ダウンロードとインストール※

 ところで、かなり以前から、多くのIT関連のWebでも「Windows7」のことが話題になっていた。
 「WindowsXP」好きの私は、ただ単に、その名称の「Windows7」に惹かれていた。よく調べもせずに、恐らく、不人気の「Vista」路線ではなく、「WindowsXP」の傾向のものだろうという考えを育てていたのだった。しかし、実際に今、これを使ってみて、その事実、これは間違いだった。しっかりと「Vista」路線を継承しているし、方や「WindowsXP」路線も受け継いでいた。
 「よく調べもせずに」と書いたが、これはこれでいいだろう。実際に自分で使えるようにしてから、「よく調べれ」ばいいのだからである。

 先ずは「Microsoft」のサイトから「Windows7Ultimate 64bit」β版OSをダウンロードする。二、三のメールのやり取りが「Microsoft」と行われた後に、ようやく「ダウンロード」が出来る。少し煩わしいが「指示」に従っていればいいので心配はない。
 以前に「Microsoft Windows Vista Ultimate 64bit」β版OSも同様にして取り込み、発売1年ぐらい前から使っていた。
 ただ、この容量「3.2GB」という「OS」ファイルをそのまま、インストールすることは出来ないし、また、「DVD」に焼き付けただけでは、インストール用としては使えないのである。
 このファイルの拡張子は「iso」である。これは国際標準化機構(ISO)が定めたCD-ROMやDVD-ROMの論理フォーマットの標準でiso9660基準でフォーマットしなくてはならない。しかし、残念ながら私の「光学ドライブ」に関する「ソフト」では、ファイル名の長さなどによるLevel2の規定「ディレクトリ名は31文字まで、ファイル名は27文字以下+拡張子3文字以下」によって焼き付けは不能なのだった。
 だから、「Microsoft Windows Vista Ultimate 64bit」β版のインストールの時には「Linux」コンピュータで、「使えるDVD」にしたのである。
 「MacPro」を使うとこの作業は凄く簡単である。当該のファイルをダウンロードして、ディスクユーテリティから、「CD/DVD」を選択、ディスク作成をクリックして、取り込んでおいた「Windows7Ultimate 64bit」β版」ファイルを呼び出して、「作成」を選択すると数分間で完了だ。

 しかし、私は敢えて、「Linux」を使う方法に拘ったのだ。数年前に「Linux」で「Microsoft Windows Vista Ultimate 64bitβ版」を焼いた記憶が蘇ってきた。それは、そこはかとなく懐かしいものだった。よし、もう一度「Linux」でやろう。
 「Linux」でisoファイルをDVDに焼き付ける場合は、焼くファイルすべてを拡張子が「.iso」のイメージファイルにまとめてから焼く必要がある。
 それには「コマンド」を使って「$ mkisofs -r -J -o image.iso dir/」などと書き込まねばならない。「コマンド」の操作に疎い私にとって、これは難行だ。
 しかし、私が使っている「Linux」OSのデストリビューションには、何と「K3b」という便利な「CD/DVD」のライテングソフトか同梱されている。この「K3b」とは無料の「Linux」用の CD/DVDライテングソフトだ。
「Linux」では大概なものが「無料」のソフトである。使うことが出来れば誰でもダウンロードして使えるというのが「Linux」の世界なのだ。
 早速、納戸からほこりを被った「Linux」コンピュータを持ち出して、手持ちの「DVD-R」に、ダウンロードしてある「Wondows7」の「7000.0.081212-1400_client_ja-jp_U...ISO」ファイルを焼き付けたのである。1月28日のことであった。
 1枚目は巧くいった。予備用にと考えた2枚目は途中でエラー表示が出て終わりだ。1枚120円ほどのメデアがこれで使えなくなってしまった。3枚目は成功だ。結局2枚の「DVD-R」を作成した。(明日に続く)

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