岩木山を考える会 事務局日誌 

事務局長三浦章男の事務局日誌やイベントの案内、意見・記録の投稿

Computerを自作(聞こえはいいが単なる組み立て)する…時には人身御供となるかも?

2007-07-28 07:08:57 | Weblog
  先日のブログで「…だが、この「P5K Deluxe」でも大問題が起きてしまったのである。」と書いた。「P5K Deluxe」とはComputerの部品(なぜかパーツと言っている)のマザーボードのメーカー製品名である。
 8GBという「メモリー」をただの「ゴミ」にしないために、あえて購入した代物である。メモリーの相性問題はすんなりとクリアしたのだが、そのマザーボードのBios Updateを、メーカーが指示している方法で、「Windouws Vista」上で実行したら、「起動不能」となってしまったのである。これを「Bios Update」の失敗という。結果的には「失敗」に違いないが、「メーカーが指示」する方法で「した」失敗であるからには「メーカー」もその責任をとるべきだろう。
 Windows Vistaパソコンも使う必要があったので、新品の同一品である「P5K Deluxe」をもう1枚購入する羽目になってしまった。大損害である。
 これまで「自作」を続けながら感じてきたことの中に、メモリーの「相性問題」を含めて、「自作」には「人身御供」的な要素がつきまとうということがあった。特に私のように「理論的」に弱く、破れた板塀の補修に、その箇所に板をあてがってから「切って」はり付けるような輩(やから)にあっては、この傾向が強い。別な言い方をすれば、「無駄」な金を使っているということになる。
 今回の件もメーカーや代理店の対応は…
『P5K Deluxe/WiFi-APのBIOS更新で、CMOSクリア後画面表示が全くされなくなってしまい、CMOSクリアを行ってもPOSTしないのであれば、お客様の元で復旧させる事は出来ません。弊社にてお預りいたしましてメーカーにて修理対応となります。お手数ですがご購入頂いた販売店様にお持ち頂き、修理のお手続きをご依頼下さいますようお願いいたします。
 なお、BIOSの書き込みに伴う動作不良は保証対象外であるため、【有償】でのご対応となります。』であるのだ…。
 私はBIOSの更新を、きわめて一般的な方法で、しかもメーカーが指示している方法「Windows上でのASUS Updateを使ってのUpdate」でしたのだから、私には「非」がないと思っているが、結局は「有償」なのである。
 私の場合は、「Windows Vista」上で、この方法を使い、Updateしようとしたのだが、その途中で「失敗した」というような意味の表示が出て、それきり「起動」不能になってしまったのである。
 最新の「部品」の不具合はメーカーですら気づかないことがあるものだ。そういう場合でも、このような対応をするから、まさに「人身御供」であると言えるのだ。

 それは「Windows Vista上でASUS Updateを使ってUpdateを行う」と不具合が発生するということである。(ただし、これは私がボードのP5K Deluxeを使っての体験であるから、すべてに当てはまるかどうかは分からない。)このようなことはメーカーや代理店のWeb「サポート」ページにまったく掲載がない。あれば、私のように一瞬にして新品の「マザーボード」を壊すような「無知なる者」も存在しなかっただろうし、無駄なことをしなくて済んだのである。
 Windows VistaでBIOSファイルをダウンロードすると、ROMが1.024MBとして取り込まれることがある。私の場合はこのケースであった。この1.024MBのROMをASUS Update機能でアツプデイトしたところ、途中で「失敗」という表示が出て、その後「起動」不能となってしまった。
 なお、Windows Xp Pro 64Bit Editionを使い、BIOSファイルをダウンロードすると、正しく2.0MBのROM が取り込める。
 VistaがインストールされたP5KでAsus Update機能を使いBiosをアップデイトされるにはROMが正しい容量で取り込まれているかどうかを確認の上でする必要があると思われる。
 また、このASUS Update機能以外の EZ Flash2、 afudosの方法でUpdateする場合はROMは、2MB(2048KB/2097152B)のファイルサイズとなり、フロッピーディスクに収まらない。EZ Flash2の場合は、FAT形式でフォーマットしたUSBメモリやハードデスクにBIOSのファイルを保存して読み込ませる方法しかない。
 このことについてもメーカーや代理店のWeb「サポート」ページにまったく掲載がないのである。
 私はUSBメモリーを持っていないので、外付けハードデスクをFAT32ファイル形式にフォーマットしてそれに保存したものを使い、ようやく高い買い物「2枚目のP5K Deluxe」のBios Updateが出来たのである。どうもメーカー側はフロッピーデスクなど、古代の遺物のように感じているのではないか。
 しかも、Windows Vistaでは、フフロッピーデスクに取り込める場合もあるから厄介である。1.024MBのROMとしてである。
 POST画面からAlt +F2でEZ Flashに入り、このフロッピーデスクを挿入したが、フロッピーデスクに取り込んだBIOS ROMを「"The file size dose not match existing BIOS size!"」という表示が出て、読み込めずアップデートは出来ないのである。そこで止めたから「2枚目のP5K Deluxe」も壊さずにすんだのだ。
 フロッピーデスクはまだ大事なものだと思うが…。
いずれにしても、このようなことについて『メーカーや代理店のWeb「サポート」ページにまったく掲載がない』ことは、単なる「ど忘れ」であろうか。私のように「理論に疎い」初心者にとっては、メーカーが『「Computerを自作(組み立てる)」するものとしては「常識」事項であるから、掲載しない』というよりは、自社に不都合なことは公開しないという意識的な「ど忘れ」と思えてならない。考えすぎだろうか。
 それにしても高い買い物であった。現在、メーカー送りのものは、修理もされずシリアルナンバーの違う全くの別な「新品」が「修理代3.150円」で返送されてきた。おかしな話しだ。

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