たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

『ちひろのアンデルセン』より『絵のない絵本』第一夜

2015年05月23日 22時09分28秒 | いわさきちひろさん
「ガンジス川の上で月は見ていました。
 愛する人の生死を占って
 川に灯明を浮かべ、
 一心に祈る娘の姿をー。
 「あの人は生きている!」
 娘の声がこだましました。」

(いわさきちひろ美術館/編『ちひろのアンデルセン』1994年発行、講談社文庫より。)


5月の風の音に落ち着かないものを感じながら、一日一日な感じの毎日。
ニュースを見ても落ち着かなくっていやな気持ちになることが多い。
そんなことはない、今まで見えなかっただけで希望もちゃんとあるよ、って
心の底から思えるようなものに出会いたい。
そういう出会いがきっとあるって信じる気持ちだけ。
どこに歩いていけば出会えるのかわからない。
そういう出会いがなければ本当の回復はないと思う。
きっと出会えると信じる気持ちを大切にしたい。


ちひろさんの絵は、疲れた心にしみいります。


絵のない絵本 (若い人の絵本)
クリエーター情報なし
童心社