人生論:「生涯発展途上」を目指して

消化器内科医になった起業家・弁護士・会計士、岡本武士による人生論や新たな視点の提供、身の回りの出来事に対するコメント等。

恋愛@消去法

2004-10-28 00:10:11 | 恋愛
この頃、消去法で恋愛対象を決める現象が起こっているように思えます。

恋愛についての消去法とは、知り合いの中で恋愛対象を選ぼうとそるときに生じる現象です。この人じゃない、あの人じゃない・・・こんな性格は嫌だ、こんな顔は嫌だ・・・と消していくうちに残った人たちを候補とし、一人選んでしまうという現象です。これは知り合いに限らず、初対面の人についても起こりうることですね。「なにこの髪型・・・」「なんかナンパなやつっぽい・・・」と、消去していくわけです。

最終目的が「なんでもかんでも恋人を作る!」ということであればいいのですが、そうでなければこの方法に問題があるのは明らかですね。

まず、消去の仕方。①このキャラダメ、②一度フラれたからダメ、③かっこいい人苦手、などと言っててはあまりにも限られてしまいます。これは「理想が高い」のではなく、「許容範囲が狭い」だけで自慢にも何にもなりません。上記の例でいうと・・・:

① アイツのダークな本性をご参照ください。キャラは理解したつもりでも理解できていない場合が多いのです。

② 一度フラれたら諦めるなんて変です!フラれてからが勝負!!実は相手が自分の気持ちを知ってからの方が、相手もそれを意識するので上手く行くケースが多くなるそうです。ということで、何度でもガンガン告白しましょう!(注:迷惑がかからない程度にしましょう。)

③ かっこいい人が苦手なのは、その人がかっこいいからではないでしょう。きっと、大体のケースで付随すると思われる性格(図に乗ってる、ナルシスト、女性を物だと思っている、など)が問題なわけですよね。関連性が100%ではないのなら、決め付けてしまってはかわいそうですし、自分にとっても機会損失です。

そして、消去法を使用した場合、結局は平均的な、すばらしくはないが悪い点が目立たない人を選んでしまいます。そういう人がタイプだというのならいいのですが・・・。

更に、出会いを諦めて現時点での知り合いから選ぼうとする点でもおかしいと思います。物も金もありすぎると困ることがあるようですが、友達についてはそうでもないと思います。

消去法による消極的な選択より、胸が熱くて眠れなくなるような愛を求めましょう!ファイヤーーーーッ!!