●APECでの首脳会談、他
慮 「小泉首相については、如何なる理由があるにせよ、隣国からの客として、会うのが道理だと考える」
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/11/08/20051108000071.html
ブッシュ「過去の出来事の結果として大きな緊張があることを理解している」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051109-00000114-kyodo-int
小泉 「わたしはいつでもお会いしますと言っている」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051109-00000010-san-int
安倍 「非常に良かった。未来志向のより強固な日韓関係を築くことに資する会談になればいい」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051109-00000191-kyodo-pol
小泉 「もともとわたしは日韓友好論者。日韓の友好、協力の重要性を認識しながら、いろんな問題を話し合っていきたいと思う」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051109-00000191-jij-pol
小泉 「(中国について)お会いした方がいいのでは、と先方に伝えてある。先方次第だ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051109-00000013-yom-pol
胡 「・・・」
ブッシュ「台湾の平和を含む西太平洋の安全保障のために米国が日本、欧州連合との協議を広げ、共同の対応が必要」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000012-san-int
陳 「中国の台頭に対して、日本はアジア太平洋でもっと積極的な役割を果たして欲しい」
http://www.asahi.com/international/update/1110/001.html
胡 「・・・」
〔三匹の大狸にばかされる泥臭い百姓と出来星の若旦那、脇で囃し立てる獺〕の図
ディエヌ「日本には外国人差別や外国人排斥が存在する。在日韓国・朝鮮人や中国人、新たにアジアやアフリカ諸国から来た人々が差別などの対象になっている」
中国 「人種差別は日本社会にあり、特定の政治家、悪名高い東京都知事らの人種差別主義的な発言がある」
韓国 「日本社会に残る差別への懸念を表明する」
北朝鮮 「日本は差別ニダ」
ライス 「北朝鮮、中国は宗教弾圧を行う特に懸念のある国の一つ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051109-00000054-kyodo-int
中国 「・・・」
韓国 「・・・」
北朝鮮 「・・・」
この件について、電話で国連の広報センターに問い合わせられた方がいらっしゃいます。無断転載
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50202677.html
【報告】
日本に深刻な差別、是正の必要を勧告へ…国連人権委
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050711i411.htm
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050711AT2M1101411072005.html
【電凸先】
国連広報センター 03-5467-4451
外務省 03-3580-3311 人権・人道課
【内容】国連広報センター
私:こういう新聞記事を見たが、
国連の人権委員会はちょっとおかしいのではないか?
国:どういうことか?
私:その前にこのドゥドゥ・ディエン氏なるセネガル人はどういった人物なのか?
来日は何回目なのか?
国:初来日だそうだ。
私:初来日のアフリカ・セネガル人が9日間日本に滞在しただけでこれほど
差別問題を理解出来るとはとても思えない。
日本側でサポートしたのは国連か?
国:いや、反差別国際運動という団体だ。
http://www.imadr.org/japan/
私:この団体の理事長は武者小路公秀という人物で間違いないか?
国:そうだ。
http://www.imadr.org/japan/jc/jc.statement.8.7.No.2.2001.html
私:国連はこの人物がチュチェ思想国際研究所の理事をしているのをご存知か?
http://www.infovlad.net/underground/asia/nkorea/html/covert_domestic/studygroup_juche_worldwide.htm
国:・・・初めて知った。
私:この一件だけ見てもこんな報告などまったく信用出来ない。
いったい国連は日本をどうしたいのか?
国:この件では一般から色々な反対意見をいただいている。
今回の件も踏まえてジュネーブの人権委員会本部に報告しようかとの動きもある。
私:ぜひそうしていただきたい。
さもなければ国連の信用は地に落ちるだろう。
国:情報提供感謝する。
始めから裏で繋がっていたようです。
終了
●鳥インフルエンザ関連
新華社電によると、6日以降、中国遼寧省阜新市、錦州市の村で鶏1,100羽が死亡。9日までにH5N1型ウイルスによるものと確認。3キロ圏内の家禽約50万羽を処分。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051109-00000207-jij-int
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000012-kyodo-int
10日付の時事と共同の記事です、共同の方が気持ち詳しく報じています、元ネタの新華社は報道を探せませんでした。ふーん必死だなあ、と眺めているとちと気になる記事が
11月9日、世銀、活動資金10億ドルで鳥インフルエンザ対策実施へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051109-00000382-reu-bus_all
鳥インフルエンザ対策、3年間に1千億円=来年1月に北京で資金要請会議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000015-jij-pol
要約「鳥インフルエンザで困っている国、世界銀行が10億ドル出しますよ~WHO他も3,500万ドル出しますよ~出すのは加盟国だけどね」
国家ぐるみの便乗詐欺?
脊髄反射でこう考えてしまったの理由:
1.なぜかロイターの記事(下)に使われている写真が中国のもの
2.日頃の行い
ベトナムの方が被害は大きく現在進行中のはず、まあ「金を出す以上口も出す」でかの国の実情をさらけ出させるのも一興。とは
いえ本当に必要とされている国に回すべき資金と労力が分散されるのは痛いですな。
実際のところはどうなんだろう?中共の対外宣伝機関「新華社」が沈黙しているのがなんとも・・・
関連続報がきました、豚にも感染し始めたようです、共同によれば香港紙の報道なので一応信憑はあるかと。どうも鳥インフルエンザが中国各地で蔓延しているのは確かで、きっとそれを奇禍としてお金をふんだくろうとしているのに違いない。
豚からもH5N1型検出か 中国湖南省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000082-kyodo-int
さて、なぜ豚への感染が記事になるか?非科学的な表現をすると、豚はヒトとトリの両方のインフルエンザをひくので、豚の体内で混じってしまう恐れが非常に高いのでした。もともとインフルエンザはトリの病気だったらしいですよ。今のうちに自然治癒力を上げておきましょう、タミフルが効くかそれ以前に備蓄が足りるかは不明です、ロシュの株買うてもありますな。
うーむ、続報がまた入りました。
【中国】鳥インフルエンザ拡大、遼寧省の2市でも確認
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000012-scn-int
中国、遼寧省など新たに2カ所で家禽の鳥インフルエンザ感染を確認
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000533-reu-int
中国の温家宝首相、地方政府に鳥インフルエンザ対策強化を要請=新華社
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000549-reu-int
それぞれ、サーチナ&ロイター(×2)の記事です、ソースは同じでしょう。ただし新華社も人民日報も1800時現在ネットには流していません。中共の情報統制は到ってシンプルで「民は知らしむるべし」に尽きます、この情報を自ら流さないということは、中共が「知られたくない」と考えていると思われます、事態は深刻なんでしょうね。これで、新華社&人民日報が声を揃えて「鳥インフルエンザの猛威」をうたえばやはり便乗詐欺かで済んだんですが。
●中共情報操作の一例
新華社:米中関係は重要かつ良好=米ブッシュ大統領
http://www.xinhua.jp/
人民日報:ブッシュ大統領「米中関係は重要かつ良好」
http://www.people.ne.jp/2005/11/10/jp20051110_55010.html
産経:米議会諮問機関 西太平洋の軍事力増強を 中国に懸念
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000012-san-int
時事:対中報復法案の検討を=人民元問題で-米議会諮問機関
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000046-jij-int
ロイター:米国は対中国戦略欠いている=米中経済・安保調査委報告
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000518-reu-int
【日中韓、未来志向の対話を ブッシュ米大統領が会見】
【ワシントン8日共同】ブッシュ米大統領は8日、ホワイトハウスで日本、中国、韓国の一部メディアと会見。小泉純一郎首相の靖国神社参拝による日中、日韓関係の悪化について「過去の出来事の結果として大きな緊張があることを理解している」と述べ、週明けからのアジア歴訪で各首脳に未来志向の対話を促す考えを表明した。
米国の対東アジア戦略において日本と中韓両国との関係安定化が極めて重要であることをあらためて明確にした。
在日米軍再編の中間報告では「前向きな進展。日米同盟の強さを示している」とし「沖縄の人々が不満を抱いているのを知っている」としながらも米軍普天間飛行場移設に理解を要請。北朝鮮核問題では、軽水炉協議前の核放棄を迫った。
中国の台頭など同地域の安全保障環境が大きく変化する中、米軍再編を着実に推進、「朝鮮半島の非核化」の実現に向け全力を挙げる決意を示した。
(共同通信) - 11月9日13時22分更新
【日中、日韓の友好関係を重視している=小泉首相】
[東京 9日 ロイター] 小泉首相は9日、ブッシュ米大統領が日本、韓国、中国の一部記者団と8日に会見し、日中、日韓関係に関し「過去を忘れることは可能だ」と発言したことに関連し、敵対していたかつての日米関係を振り返ったうえで「日中、日韓の友好関係を重視している」と述べた。官邸内で記者団の質問に答えた。
また、18、19の両日に韓国・釜山で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際、日中首脳会談を開催する可能性について聞かれ「私はいつでもお会いする。お会いした方がいいと思う。先方次第だ」と答えた。ただ、中国側からは、「(まだ)連絡はない」とした。
安倍官房長官は午前の記者会見で、ブッシュ大統領の発言について、「政府としては、個々の分野での相違が(日中、日韓など)それぞれの両国関係の全体の関係の障害にならないように、引き続き幅広い分野で未来志向の関係を構築したい」と語った。
(ロイター) - 11月9日13時25分更新
国連の委員会で日本の悪口をいっている一方・・・
わずか3分で、ブッシュ(Jr.)親爺→変人小泉→中共とボールがパスされてしまいました。ブッシュも小泉も安倍も、皆揃いもそろって大狸ではあるまいか?でも多分、中共はボールを渡されたことに気がついてないんだろうなあ。
小泉に関しては「中国は、日本人の心の問題にまで踏み込んだことを後悔するだろう」と言ったとも伝えられますが(10月18日産経)http://www.sankei.co.jp/news/051018/morning/18iti001.htm
合わせて上記の二つのニュースを読むと、口元に笑みを浮かべながら目が全く笑っていない首相の顔が浮かんできます。
どうでもいいんですが、王先生が前日に下の講演をしていたようですが。見事に肩透かし食らった、というか相手にされてません、哀れです気の毒ですかわいそすぎます。
【靖国のとげ抜けば、関係は改善=中国大使】
中国の王毅駐日大使は8日午後、長崎市で講演し、小泉純一郎首相による靖国神社参拝について「(靖国問題が)日中関係のすべてではないが、このとげを抜くと全体も良くなる。首脳同士の訪問の道も開かれる」と述べ、重ねてやめるよう求めた。
さらに、王大使は「A級戦犯が祭られているところに日本の最高責任者が行くことが、どうしても理解しにくい部分」と強調。「日本独特の死生観も尊重するが、A級戦犯となると国際的に裁かれた戦争犯罪人なので、どう扱うかは百パーセント日本の内政(問題)ではない」と指摘した。
(時事通信) - 11月8日21時1分更新
記事No.1a:
【中国】湖南:鳥インフルエンザ感染か?100人を隔離検査
中華医学会の鐘南山・会長は7日、湖南省・湘潭県で3人が原因不明の肺炎にかかり、そのうち1人が死亡したことに関して、「3人が鳥インフルエンザに感染したという最終的な診断は下されていない」と説明。
ただし、この3人のうち2人が家禽類と密接に接触したことがあったため、これまでに周辺住民など100人あまりが隔離され、検査を受けたことを明らかにしている。8日付で信息時報が伝えた。(編集担当:恩田有紀・如月隼人)
(サーチナ・中国情報局) - 11月8日9時41分更新
この【サーチナ】という会社は中国が大好きな方々が立ち上げた情報会社で、中国大好き傾向があります。そんな理由でいままで時事ネタには引っ張ってこなかったのですが、その会社にして「ここまで書くか」と思い転載しました。(同様の理由から【大紀元】も当面ネタ元にはするつもりがありません)半日後には同じサーチナからNo.1bの続報が・・・↓
記事No.1b:
【中国】「対策全面展開」、鳥インフルエンザで衛生部が指示
衛生部は7日、高病原性鳥インフルエンザの流行防止を目的に、テレビ電話会議を開いた。予防や早期発見・早期対処等を徹底し、さまざまな部門との連携を重視。人への感染防止のための対策を徹底することを、全国の関係者に求めた。
高強・衛生部長は鳥インフルエンザに関して観測の強化、早期発見、早期報告、速やかな対処、関連技術や物資の準備を要求した。
また、各地の衛生部門が動物の感染報告を受けた場合、農業部門と共同で、「(報告と)同時に現場に急行」「同時に調査活動を展開」「同時に処理作業を進める」という、「3つの同時」を実効することを求めた。
また、各地の衛生部門が観測のレベルを向上させ、教育部門、商工部門、民間航空、交通部門と緊密に協力し、情報のパイプを太くすることを要求した。(編集担当:如月隼人・恩田有紀)
(サーチナ・中国情報局) - 11月8日17時28分更新
その二時間後にはかの【人民日報】がNo.2aの記事を・・・実はNo.2aと同じタイミングで、No.2bを配信しているにも関わらずです。
記事No.2a:
【中国、鳥インフルエンザ対策で国際社会と協力へ】
ジュネーブで開かれた鳥インフルエンザ国際会議で7日、中国代表団を率いて出席した胡小笛・駐ジュネーブ国連代理大使は、国際機関や関係国との協力強化により世界的戦略を策定し、予想される鳥インフルエンザの大規模な感染拡大を共同で抑え込むという、中国政府の意向を示した。
胡代理大使は、鳥インフルエンザ対策に関する国際協力の推進をめぐり、次の提案を行った。
・世界保健機構(WHO)・国連食糧農業機関(FAO)を始めとする国連機構は、各国それぞれの必要に応じ、国際協力の調整を強化し、世界のリソースを動員・調整し、国際協力の的確性と有効性を高める。
・先進国を始めとする国際社会は、鳥インフルエンザ発生地、特に発展途上国・地域への支援を強化する。
・人と鳥への感染に関する整った監視・早期警戒システムを構築する。
・鳥インフルエンザ対策の技術研究を展開する。同時に知的財産権の問題を適切に処理し、感染の影響を受けた発展途上国のワクチンや薬品の購入・生産コストを引き下げる。
(編集NA)
「人民網日本語版」2005年11月8日19時43分
記事No.2b:
【中国、鳥インフルエンザの新治療薬を開発】
華南農業大学の研究室でこのほど、中国が開発した新たな鳥インフルエンザ治療薬を使って、H5N1アジア型鳥インフルエンザウイルスに人工的に感染させた生きたニワトリを治療する臨床実験が行われた。治療薬の開発機関は、中国農業科学院蘭州畜牧・獣薬研究所の農業部新獣薬工程重点開放実験室。実験結果によると、漢方薬の材料から抽出したヒペリシンが、100%の治癒率を示した。このほか、H9N2アジア型鳥インフルエンザにも一定の抑制作用があることがわかった。(編集SN)
「人民網日本語版」2005年11月8日19時42分
SARSを持ち出すまでもなく「大躍進」「文革」「中越(懲罰)戦争」「チベット」「ウイグル」「天安門事件」「ネット警察」あーもうたくさんたくさん、からはっきりするように、中国は情報を統制しています。
アウトブレイクを心配するブッシュ(Jr.)親爺が、No3a↓のように容疑をかけるのも十二分に前科があるのです。
記事No.3a:
【鳥インフルエンザ対策を重視=中国の情報開示に疑念か-米大統領】
【ワシントン8日時事】ブッシュ米大統領は8日、アジア歴訪を前にした会見で、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議や中国などアジア各国との協議では、鳥インフルエンザ対策を重視する意向を表明した。同大統領は1日、鳥インフルエンザ・ウイルスが人間の間で感染する型に変異し、大流行した場合に備えた国家戦略を発表したばかり。アジア歴訪中、流行の監視態勢強化などには各国の協力が欠かせない点を訴えていく方針だ。
新型インフルエンザに備えた米国家戦略は特に、流行の兆候の早期察知を重要課題として挙げている。ブッシュ大統領は、APEC首脳会議や2国間対話で、流行の早期察知と感染拡大防止に向け、各国間の「情報の共有」の重要性を指摘するとみられる。
同大統領はこの日の会見で、9月にニューヨークで行った胡錦濤中国国家主席との首脳会談の席上、鳥インフルエンザ問題を話し合ったことに触れ、訪中時に「再び取り上げる」と述べた。
同大統領が中国との協議にこだわる背景には、「中国が鳥インフルエンザに関して国際社会に情報をきちんと開示するかどうかをめぐり、米政府内に強い疑念がある」(米外交評議会のシガール上級研究員)との指摘もある。
(時事通信) - 11月9日9時1分更新
そのような目で記事No1a-2bまでを見てみると、記事間に中共当局のなりふり構わぬ狼狽ぶりが見えてしまいます。
「アイヤー!鶏が死ぬアル、ヒトにも感染してるアル、隔離できないアルゥゥゥ!!」
傍で見るより事態は深刻なのではないでしょうか。他人事ではありません、20世紀初頭のスペイン風邪は世界大戦の継戦が不可能なほど流行したのです。現在のヒトの移動は速度、量、共に当時とは比べ物になりません。とりあえず予防注射を打ち、栄養と睡眠を充分に摂り、規則正しい生活を心がけ、免疫機能を整えておきましょう。
ダメ押しに、傍証として↓の記事。
記事No.1c:
【中国】農業部長「遼寧省の鳥インフルエンザ、抑制は困難」
農業部の杜青林・部長は8日、遼寧省で発生した高病型の鳥インフルエンザが拡散・蔓延する可能性が高まっていることを表明した。中国新聞社が伝えた。
10月以来、中国では4つの省と自治区で鳥インフルエンザが発生したが、杜・部長は「内モンゴル自治区、安徽省、湖南省の状況は比較的よい。しかし、遼寧省・黒山(こくさん)県の場合には、感染拡大の抑制及び制圧は非常に困難だ」と述べた。
杜・部長は、予防策及び早期発見・早期対処の重要性を述べると同時に、劣悪なワクチンの弊害がきわめて大きいことを強調した。
黒山県の鳥インフルエンザは現地時間11月7日17時の時点で、18の郷と鎮(町村レベルの行政区画)に広がっていることが確認されている。(編集担当:如月隼人・恩田有紀)
(サーチナ・中国情報局) - 11月9日10時9分更新
追記
そういや、既に5日の時点でこんな記事があったんだよなあ・・・わざわざ「部隊の健康や安定を維持」って書いてるのが変だとは感じたんだが、軍は集団生活だから感染もさぞかし早いことだろうて(『復活の日』にもそういう描写が出てくる)
記事No.4a:
【鳥インフルエンザで警戒強化=解放軍が緊急通知-中国】
【北京5日時事】5日付の中国人民解放軍機関紙・解放軍報によると、軍総後勤部(後方支援担当)は国内で鳥インフルエンザ感染が相次ぐ中、各部隊に迅速な対策強化を求める緊急通知を出した。通知は「各部門は十分に準備を行い、決して警戒を緩めてはいけない」として部隊の健康や安定を維持するよう指示した。
(時事通信) - 11月5日21時0分更新
【日本社会の「差別」指摘 国連人権委報告】
【ニューヨーク=長戸雅子】国連人権委員会のディエヌ特別報告者(セネガル)は七日、国連総会第三委員会(人権)で差別問題に関する報告を行い、日本についても在日韓国、朝鮮人への差別や同和問題が存在すると指摘した。
この報告に中国代表は「人種差別は日本社会にあり、特定の政治家、悪名高い東京都知事らの人種差別主義的な発言がある」と日本批判を展開した。さらに韓国代表も日本社会に残る「差別への懸念」を表明、北朝鮮の代表も日本を批判した。
ディエヌ報告者は七月の訪日調査を踏まえ、在日韓国、朝鮮人や中国人のほか、アジア、中東、アフリカからの移住者も「差別の対象になっている」と述べ、人種、外国人差別を禁止する法整備や教育を日本政府に求めた。さらに「外国人差別的な東京都知事の発言に日本政府がどういう立場を取っているのか説明を求めたい」と中国の主張に全面的に沿った見解を示した。
こうした日本批判に対し、高瀬寧・国連代表部公使は「何らかの形の差別が存在しない国はほとんどないと考える」と述べ、教育分野で差別解消に向けた取り組みを行っていることを強調した。
(産経新聞) - 11月9日2時52分更新
ディエヌ特別報告者の指摘に賛成する国と地域が、現在日本をよく思っていないらしいところとここまで綺麗に重なると。「実は裏でつながってるんじゃないの?」と勘ぐりたくもなってきます。
新しいカードにでもしたがっているのでしょうか?二国一地域にも(というかこの差別用語でいうところの「差別」を問題にした場合、全ての国連加盟国にすら)見事にはねかえってきそうなカードなんですが。
第三次小泉内閣の対応が今から楽しみです。
この問題に微妙に絡みそうなブッシュ(Jr.)親爺の発言がありました。
【米国の対中貿易不均衡は「やっかいな問題」=米大統領】
[ワシントン 8日 ロイター] ブッシュ米大統領はアジア歴訪を控えた8日、米国の貿易不均衡は「やっかいな問題」との認識を示すとともに、中国は市場開放や通貨の柔軟性促進に向け一段の努力をすべき、と指摘した。 ブッシュ大統領は、アジアの記者らとの懇談で、7月の人民元切り上げを「力強い前進」と評価した。
ただ、大統領は、来週のアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会合や中国訪問中に胡錦濤・中国総書記に人民元問題でさらなる圧力をかける予定で、「米政権としては、中国が米中関係のみならず世界のために、自国通貨が市場ベースで評価される方に向かって前進し続けるべき、と信じていることを彼(胡・総書記)に念押しするつもりだ」と語った。
米国企業が中国市場に参入しやすくなるよう求めているブッシュ大統領は、「中国と米国との貿易収支は、わが国にとってやっかいな問題だ」と付け加えた。
ブッシュ大統領が胡・総書記と会うのは、9月の国連総会首脳会合以来。
大統領は、胡・総書記とは「非常に良好な」関係にあると述べたが、米中関係は良い部分と悪い部分が混在している、との認識を示した。
米議会では、人民元問題に一定の進展が認められなければ中国に制裁関税を課す法案が出されている。
ブッシュ大統領は、APEC会合について、エネルギー問題での協力に関してさらに協議する必要性を指摘するとともに、「世界中の知的財産権に高い関心を向ける」場となることに期待を示した。
今回のアジア歴訪中、大統領は12月に香港で開かれる世界貿易機関(WTO)閣僚会議で多角的通商交渉(ドーハ・ラウンド)の進展を図ることの重要性を強調する方針。
鳥インフルエンザの流行に備えた対策もアジア首脳との会談で取り上げたい問題のひとつ、とした。
また、胡・総書記に対しては中国が信仰の自由を認めるよう促す考えを示した。
(ロイター) - 11月9日9時38分更新
最終行に注目ください
>また、胡・総書記に対しては中国が信仰の自由を認めるよう促す考えを示した。
「信仰の自由」が体制によって侵害されるのは、あきらかに「自由権⊂基本的人権」の侵害でであり、筆者が考えるところの「信仰による差別」に該当します。これについては差別の語意が筆者と違うらしいディエヌ氏にも、おそらく同意してもらえるでしょう。
関係ありませんが、この記事に「全世界は知らんと欲す」の一文を追加したくなりました、史実とは逆ですけどね。
石原氏の演説、「差別的」と報告 国連人権討論
2005年11月08日13時20分
人権問題を扱う国連総会の第3委員会で7日、国連人権委員会の人種差別問題に関する特別報告者のディエン氏(セネガル)が、人種差別や外国人差別に関する調査報告を行った。ディエン氏は日本についても言及。質疑応答の中で「東京都知事の外国人差別的演説」についても取り上げた。
ディエン氏は、今年7月に行った日本での現地調査の結果として「日本には外国人差別や外国人排斥が存在する」として、在日韓国・朝鮮人や中国人、新たにアジアやアフリカ諸国から来た人々が差別などの対象になっていると指摘。中国代表の質問に答えて「東京都知事の外国人差別的発言に対して、日本の当局がよりはっきりした態度を打ち出すなど、人種差別と戦う政治的な意思が求められる」とした。
石原慎太郎都知事は2000年4月に「三国人(さんごくじん)、外国人が凶悪な犯罪を繰り返しており、大きな災害では騒擾(そうじょう)事件すら想定される」と発言するなどしている。
Asahi.com
書いてるうちに続報が来ました。
ひどいなー都知事ともあろう人が三国人なんて発言をするなんて。三国人ったら「戦勝国でも敗戦国でもない立場」という意味の、敗戦時に今の韓国北朝鮮に籍をもつ帝国臣民の自称ではないですか。
どうやらディエン氏と筆者の考える「差別」は違うようです。筆者はディエン氏が国連人権委員会の委員である以上、国連憲章の概念を適用しているのだろうと思い、またこの差別の概念が筆者の考えるものとも一致するので、基本的人権において不利益をこうむるのが差別だと思っていたのですが。どうもディエン氏の差別は「差別用語」の差別に近いようです。
本当に国連委員の発言なのか?日本のマスコミや一部の国には喜ばれそうですが、まともに相手しなければいけない発言だとも思えない。麻生外相あたりに一言いってもらって終了じゃないかなあ。小泉首相が言及すべきでもないような・・・
記事前半の外国人差別、排斥については「差別」参照。
人種差別禁止法制定を 国連報告者、日本に要請
【ニューヨーク7日共同】国連人権委員会のドゥドゥ・ディエン特別報告者(セネガル)が7日、国連総会第3委員会(人権)で日本における人種差別の状況について報告、同和問題やアイヌ民族、在日韓国・朝鮮人らに対する差別が実在しているとして、包括的な人種差別禁止法の制定を訴えた。
ディエン氏は来春の国連人権委に具体的な対日勧告を盛り込んだ報告書を提出する予定。日本は憲法で人種や信条などによる差別を禁じているが、同氏は人種、外国人差別に特化した法律制定を求めており、日本政府は対応を迫られそうだ。
共同通信
日本では人種で差別されるのか、つまり人種によって、憲法に保証された基本的人権(自由、参政、社会権)において不利益をこうむる状況がある訳だな。同国民なのに人種が違うというだけで、強制労働させられたり、居住区を制限されたり、職業が制限されたり、裁判が受けられなかったり、子供が公共学校への入学を拒否されたりするのか。
非道い、ひどすぎる、二十一世紀の国家とは思えない、自国民にそんな事するなんて。
国籍が違ったらある程度の制限は仕方ないです、日本国憲法でも「人権」の主語は「国民」ですから。なにしろその国民ですら「公共の福祉」の前には人権が制限されますし、「不断の努力によつて、これを保持しなければならない」と釘さされる始末。外国人に自国民と100%同じ人権を保証している国家を筆者は知りません。公共の福祉の前に、安全保障が立ちはだかりますからね。
それにしても日本は非道いなー、でもそんな話聞いたことないんだよなあ、不思議だ。
国籍が違えば人権は制限されるのが当然と思いますが、最大限は保証されるべきでしょう。上に列記したのは、たとえ国籍が違ってもやったらいかんですわな、人間として。ましてホロコーストとか強制堕胎とか民主化デモの圧殺などを行う、構成員の基本的人権を保証できない体制は、人権委員会より国連軍の出番だと思いますな。
【仏暴動】「取材中の韓国報道陣の被害相次ぐ」
東亜日報のクム・ドングンパリ特派員がフランスパリの暴動現場を取材中、デモ隊の青年から暴行を受けたと、東亜日報が7日報じた。
東亜日報によれば、キム特派員はパリ暴動の車両放火事件が発生した現場に駆けつける最中、北アフリカ系のフランス青年に道を聞いたところ、頬を殴られた。
同紙は「突然頬を殴られ、眼鏡が飛んでしまった。続いて青年はカメラの入った記者のカバンを奪おうとし、数回拳を振り回した」とした。
同日、KBSのプロデューサー特派員チーム3人も火災が発生したパリ郊外の纎維工場の取材に出掛けたが、アフリカ系の青年5人にENGカメラを奪われ、顔を殴られたと、朝鮮日報のカン・ギョンヒ特派員が伝えた。
カン特派員によれば、アフリカ系青年らは「われわれの村に入って写真を撮ったのだから、500ユーロを出せ」とし、フランス人のカメラマンが持っていたENGカメラを奪った。
奪われたカメラを取り戻そうと、韓国人の女性カメラ助手が抗議し飛びかかると、黒人青年は女性の顔を殴り、倒れた女性の頭を足で蹴ったと、カン特派員は伝えた。
(後略)
朝鮮日報
とうとう、亡くなられた方までいらっしゃいます。(不謹慎なので語尾は普通ざんす)
仏暴動で初の死者、襲撃された老人が死亡
[パリ 7日 ロイター] フランス国内で拡大している暴動事件で、パリ北部で4日夜に襲撃された男性が7日死亡した。内務省報道官が伝えた。10月27日にパリ郊外で暴動が始まってから、死者が出たのは初めて。
ル・パリジャン紙によると、死亡した男性は60歳で、自宅付近で若者らに襲われた。男性は殴打された後で意識不明となり、その後死亡した。
(ロイター) - 11月8日8時29分更新
何故に韓国の記者だけがなぐられるざんしょ?
「韓国人は嫌われているから」
と某掲示板っぽく書いてしまうと面白いのでしょうが、それは子供の感傷というもの。アフリカ系フランス人が韓国人と日本人を区別できるとは思いません。ましてや暴動の現場近く、気も立っていて冷静な観察も望むべくもありません。
1.日本の取材陣はヘタレ
2.韓国人は火が好き
3.韓国の記者は徴兵を受けているので勇敢
女性のカメラ助手が抗議しているので「3」はないですね、韓国で女性は徴兵されませんから。したがって「1&2」で、まとめてしまうと「取材における危機管理意識の違い」となって面白くもなんともないな。
この騒動ベルギー、ドイツにも飛び火しているようです。クリスタル・ナハトじゃありませんが、むしろこれへの反動の方が心配。ただ、あの頃よりは体制も某超大国のヘゲモニーもしっかりしてますから当面は問題ないでしょう、呼び水にはなるのかもしれませんが。
それにしても抗議し飛びかかる女性カメラ助手・・・シェー!
【日本中国友好協会、日本和平憲法の修正にあくまでも反対】
二日間にわたって開かれた日本中国友好協会第54回年次総会は6日東京で、「日中友好協会をより広い範囲で強化、推進すると共に、日本の和平憲法の修正と日米軍事一体化をあくまでも反対していく」と表明した。
日本中国友好協会は当日、「宣言」と「決議」を発表し、「協会は、日本と中国人民友好の基盤補強にプラスとなる活動を推し進め、日本各界との協力を拡大し、協会の会員数を増やし、日本国民の中で、戦争を再び起さず、平和を維持し、日中友好を促進する活動を繰り広げる」と述べると共に、「協会は、日本の和平憲法修正を決して許せず、日米軍事一体化にあくまでも反対し、日本とアジア、それに世界各国の平和友好関係の実現に努めていく」と表明した。
日本中国友好協会は5月に年次総会を開催する予定であるが、日本右翼勢力が妨害したため、今月5日まで延期されることを余儀なくされた
チャイナネット
あまり憲兵が軍刀をがちゃつかせているような話は書きたくないのだが、筆者は日本の安全保障上9条を変えた方がいい、日米一体化賛成と思っている。現行の安保体制のままでもそれなりに強力な保障たりえるし、日本列島の地理的条件と自衛隊の戦力を考えれば日本に侵攻できよう国家があろうはずもない。が、法体制が整わない状態での有事、に不安を覚えるのである。
もちろん上記の理由からなんとかなるだろうとは思うのだが、どうも燃料、弾薬も揃えずに戦争を始めた前回にダブるのかもしれない。
負け戦はこりごりです、どこが攻めて来るとはいいませんが。