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中国国務院、食品価格上昇阻止を地方政府に指示(和文、ロイター)

http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/2007-08-15T120956Z_01_NOOTR_RTRMDNC_0_JAPAN-273844-1.html

中国国務院は14日、地方政府に対し、食品価格の上昇に歯止めをかける努力を惜しまないよう指示した。食品価格の上昇が主因でインフレ率は過去10年間で最高水準に達している。
 通達は、政府のウェブサイト
に掲載された。

 13日に発表された7月の中国消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比5.6%に達し、その主因は豚肉など食肉価格の上昇だった。

 政府は、インフレ率には明らかな上昇の兆候がみられるとし、「一部商品の供給ひっ迫と物価上昇に対処するため、中央政府はすでに一連の措置を講じている。問題はある程度緩和しているが、一部自治体は依然時宜を得た対応をしていないほか、これらの措置を効果的に実践してもいない」と述べた。

 

 国務院が今年初めての緊急指示を出さなければならないほど、事態は緊迫しているようだ。
 筆者は経済に疎いのだが、株価と月給は上がっていいのに、物価と通貨は上がってはいけない、というのは虫が良すぎると思う。ある特定の国に適正(もしそのようなものが算出できるとして)な規模以上の資金が集中すれば、その国のありとあらゆるものの値段を押し上げるのがカネといったものではなかろうか。
 特に、中国の場合は自国通貨は政治的に低く抑える、東部と西部では収入が2倍以上違う。さらに緊急通達にも奥歯にモノが挟まったように書いてあるとおり、カルテルじみた価格の吊り上げ、地方政府の独断などもあったのでは、放っておけば収まるところに収まるカネも余計ムラのある動きになる、のかもしれない。

 などとわかったような事を書いてみたが。下の記事などを読むと、7月の玉子、油脂の上昇率が30%、肉類にいたっては45%
 毎日買わなければならないものの値段がとんでもないことになっているので、これは便乗値上げ以外のなにものでもない。
 
<<参考>>
あと何ヶ月で中国の消費者物価指数は下がるのか(中文、新華網)
http://news.xinhuanet.com/fortune/2007-08/15/content_6537182.htm


 中国古典などを読むと、売り惜しみする商人などいくらでも出てくるので、もともとそういう経済感覚の土地なのだろう。
 ただし下の記事は水増しで有名な統計局の発表なので、注意が必要と思われる。

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8月15日

・新華社(日本に関連する、または中華史観が露骨に現れていると判断したものを抜粋)
http://news.xinhuanet.com/politics/2007-08/14/content_6521219.htm

1945年:
日本天皇裕仁、『終戦詔書』放送、日本の無条件降伏を宣布。

1962年:
「偉大な共産主義戦士」雷鋒同志殉職、享年22歳。1960年中国人民解放軍に参加、同年11月に中国共産党入党、二等功績を一度、三等功績を二度獲得、普段より滅私奉公、他人を助けることを喜びとし、組織の為、人民の為に善事をつくした。毛沢東も詞に書いている『雷鋒同志に学べ』

1975年:
日本首相三木武夫靖国神社に参拝。日本首相が終戦記念日に靖国神社を参拝する先例となった。

1985年:
侵華日本軍、南京大災難同胞記念館落成


・Wikipedia(中国関係と判断したもののみ抜粋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/8%E6%9C%8815%E6%97%A5#.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.81.94.E3.81.A8

1945年 - 昭和天皇による、いわゆる「玉音放送」が行われる。

1975年 - 三木武夫首相が現職首相としては初めて終戦の日に靖国神社を参拝した。

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