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中国雑技団員 米国で「奴隷」に?(中文、中新網)

http://news.xinhuanet.com/overseas/2007-08/06/content_6480677.htm

関連
FBI、中国雑技団団員の「人身売買」容疑で中国人逮捕
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2251593/1768057

 6月29日ラスベガスで中国人男性3人が、雑技団員を強制労働させているとしてFBI逮捕された事件。家宅捜索で14名の中国人(うち5名は未成年)が保護された。
 団員は一部屋に6人が押し込められ、食事は少量のインスタントラーメン、米飯、野菜など少量が一日2回のみ。また一日2回の出演を強制されていた他、出演がない日は家の修繕、掃除などの肉体労働をさせられていた。
 団員は全米各地で公演させられた。出演料についても、月300~1600ドルを約束しておきながら、身体の柔らかい女の子などは月50ドルしかもらっていなかった。
 逃亡を防ぐため、パスポートとビザは取り上げられ、中国への電話は全て盗聴されていた。また、中国の家族の安全をネタに脅された団員もいた。
 FBIのその後の調査では、この団員の入国方法ははっきりしない、ただし彼等が連行の被害者である事実は確かである。

 但し裁判が進むにつれ、食事は充分に与えられ、散歩も許されていたなど、彼等が奴隷的状況にはなかったとする証言も出ている。


 この雑技奴隷は、アメリカの入国ビザを持ち、ラスベガスの家に住まわされ、全米各地で強制興行させられた。つまりアメリカ政府は、雑技奴隷の入国、住居、労働に便宜を計ったという点において、広義の強制性に他ならない。
 二重規範などの高レベルの問題ではなく。米下院で発声投票した10人も、新華社の記者も「慰安婦問題」をよく知らずに、ただ抗日している、というだけの話。

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8月6日

・新華社(日本に関連する、または中華史観が露骨に現れていると判断したものを抜粋)
http://news.xinhuanet.com/politics/2007-08/06/content_6476087.htm

1935年:
偉大な共産主義戦士、方志敏、南昌で勇敢に正義のために死亡、36享年歳。(後略)

1935年:
中共中央政治局は、中央紅軍長征の途中、四川毛児蓋で会議を開催。会議では党中央の北上抗日方針を重ねて言明。(後略)

1945年:
米国は日本広島に原子爆弾を空中投下。原子爆弾は約4平方のマイルを廃墟にし、約8万人が死亡。3日後に、二発目の原子爆弾を日本長崎に投下。

 

・Wikipedia(中国関係と判断したもののみ抜粋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/8%E6%9C%886%E6%97%A5

1869年(明治2年6月29日)- 戊辰戦争の官軍側戦死者を祀る神社として東京招魂社(現靖国神社)が創建。

1945年 - 広島市への原子爆弾投下、都城大空襲、都城駅全焼。

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”慰安婦”問題 日米関係の試金石(中文、人民日報海外版)

http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-08/06/content_6479366.htm

 今回の決議について、ブッシュ政権と日本のイラク、北朝鮮に対する強調路線を絡めた記事。
 タイトルに釣られて「慰安婦決議案で日米安保は風前の灯」的な論調を期待してしまうが、一見したところ冷静な分析記事風。しかし、やはりどこかに願望はにじみ出てくるようだ。
 下記は冷静な論調ににじみ出た願望。

「決議案はブッシュ政府の利益も考慮している。ブッシュ政府は内政外交が困難だと思っており、日本右翼がアジアの嫌われ者なのはアメリカの利益にならないと考え、慰安婦問題を利用して警告したのだ」
「7月31日、米国官僚が安倍留任支持を公然と口にしたのは、不安定な安倍政権に対するカンフル剤であり、ムチの後のアメと言える」
「安倍内閣にとって、国内外の右翼勢力下、米下院の決議に対応するのは綱渡りで、政権は以外に早く崩壊するかもしれない」

 一番上の文では、にじみ出るところではなく、願望と現実の区別がつかなくなっているようにも読めたのだが、おそらく筆者の語学力不足のせいだろう。
 論旨をまとめると「日米関係は強固だ、だが日本右翼はアジアで嫌われるはずだ、いや嫌われるに違いない。ホワイトハウスが安倍を指示したのは、対テロの為だとしか考えられない。日本は歴史的に間違っているのは世界の常識」論理的整合性がないのは、筆者の文章力のせいだろう。


 投票前日、賛成するよう各議員に電話をFAXをかけた人々への、謝礼の意味もあるのかもしれない。
 いずれにせよ、独裁国家の国民にとって、民主主義、三権分立、二院制、といった概念は非常に理解が難しいものだということがよくわかる。というか、日本か台湾が絡んだ途端、メッキが剥げだすというべきか。

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