第3版を読んだが、今では2分冊になっているようだ。
ファイナンスの本は概して分厚い。
この本はマッキンゼー・アンド・カンパニーによる企業価値評価を詳細に解説した本。
事業価値=予測期間におけるCFの現在価値の和+予測期間以降のCFの現在価値の和(継続価値)
継続価値=NOPLAT×(1-g/ROIC)/(WACC-g)
NOPLAT=みなし税引後営業利益。各期ごとのCFを予測する期間のよく期のものを用いる
ROIC=新規投資に対するリターンの向上分
g=NOPLATの永続的な成長率
WACC=加重平均資本コスト
WACC法だけでなくAPV法の解説もある。
フリーリスクレートをどうして10年国債のレートにすべきかや陥りやすい誤りも丁寧に説明してある。
βLとβUの算出方法の解説もある
βU=βL/(1+(1-Tc)×B/S)
βL=現在の資本構成下のβ
Tc=限界税率
B/S=時価ベースの負債比率
βU=有利子負債がない場合のβ(ビジネスリスクを表す)
企業価値は、Σ(n期間のFCF/(1+WACC)のn乗)である。
どういう事業を行ってFCFを生むのか、そのための資金調達でいかに資本コストを下げるのか、単純だけれど難しい作業だ。
つくづくCFOって大変だと思う。
ファイナンスの本は概して分厚い。
この本はマッキンゼー・アンド・カンパニーによる企業価値評価を詳細に解説した本。
事業価値=予測期間におけるCFの現在価値の和+予測期間以降のCFの現在価値の和(継続価値)
継続価値=NOPLAT×(1-g/ROIC)/(WACC-g)
NOPLAT=みなし税引後営業利益。各期ごとのCFを予測する期間のよく期のものを用いる
ROIC=新規投資に対するリターンの向上分
g=NOPLATの永続的な成長率
WACC=加重平均資本コスト
WACC法だけでなくAPV法の解説もある。
フリーリスクレートをどうして10年国債のレートにすべきかや陥りやすい誤りも丁寧に説明してある。
βLとβUの算出方法の解説もある
βU=βL/(1+(1-Tc)×B/S)
βL=現在の資本構成下のβ
Tc=限界税率
B/S=時価ベースの負債比率
βU=有利子負債がない場合のβ(ビジネスリスクを表す)
企業価値は、Σ(n期間のFCF/(1+WACC)のn乗)である。
どういう事業を行ってFCFを生むのか、そのための資金調達でいかに資本コストを下げるのか、単純だけれど難しい作業だ。
つくづくCFOって大変だと思う。