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大谷翔平、5号3ラン!22打席ぶりの快音 メジャー通算45本塁打、井口資仁抜き単独4位 

2020-08-24 17:38:49 | 意見発表

大谷翔平、5号3ラン!22打席ぶりの快音 メジャー通算45本塁打、井口資仁抜き単独4位  

 試合は延長10回に4-5で敗れた。

 

 0-2点とリードされた3回1死一、三塁。アスレチックス先発右腕モンタスの投じた外角高めの95マイル(153キロ)のシンカーをとらえた。打球は高々と舞い上がり、中堅フェンスを越えた。推定飛距離は439フィート(134メートル)。実に22打席ぶりとなった安打が大アーチとなった。大谷はダイヤモンドを一周すると笑顔を見せた。

 10日(同11日)のアスレチックス戦の6回に同点弾となる4号中越え2ランを放って以来の一発。メジャー通算45本塁打とし、日本人通算本塁打では井口資仁(現ロッテ監督)の44本塁打を上回り、単独4位となった。1位は松井秀喜(175本)、2位イチロー(117本)、3位城島健司(48本)。

 これで苦しんできたスランプを抜け出せるか。

 前日22日(同23日)の同カードでは、3打数無安打1四球に終わり、日本ハムの新人だった2013年に記録した、自己ワーストの18打席連続無安打を更新する20打席連続無安打となっていた。

 この日は、1回2死一、二塁からの第1打席は空振り三振で21打席連続無安打。さらに無安打が続くかと心配されたが、ここでようやく一発が出た。

 

 これで吹っ切れたか、その後は、5回2死一塁からの第3打席は四球。7回には3番手左腕ディークマンに2ストライクと追い込まれたが、3球目の高めのスライダーを叩き右前に安打した。9回は一ゴロだった。

 大谷の1試合複数安打は8月11日のアスレチックス戦以来で今季4度目。

 

 打撃感覚を取り戻すためにと、マドン監督がスタメンを外したり、日本ハム時代の右足を上げるフォームで打席に立つなど試行錯誤を繰り返してきたが、なかなか結果が出ていなかった。


新型コロナ「日本はほぼ収束」 「集団免疫論」の京大教授が明言 死者や重症者の定義…「患者の基礎疾患など考慮してカウントを」 

2020-08-24 17:27:21 | 意見発表

新型コロナ「日本はほぼ収束」 「集団免疫論」の京大教授が明言 死者や重症者の定義…「患者の基礎疾患など考慮してカウントを」 (1/3ページ)

  • 上久保靖彦氏
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 新型コロナウイルスの「集団免疫」は成立しているのか。最新の抗体検査では、首都圏の陽性者は約2%にとどまっている。日本の死者数や重症者数は欧米に比べると圧倒的に少ないものの、感染者数の増加に遅れてじわじわ増えてきているのも事実だ。23日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」にも出演、「日本人のほぼ100%が免疫を持っている」と発言して大きな反響を巻き起こした京都大学の上久保靖彦特定教授が、こうした疑問に改めて答えた。

 

 上久保氏と吉備国際大学(岡山県)の高橋淳教授らの研究によると、新型コロナウイルスは感染しても無症状から軽症が多い「S型」「K型」と、致死率の高い「G型」に大別される。

 日本では先に弱毒型のS型やK型が流行したため、強毒型のG型に対する免疫を有していると上久保氏らは主張する。

 だが、厚生労働省が過去の感染を示す抗体検査を実施したところ、東京の抗体保有率は0・10%、大阪が0・17%と低かった。

 東京理科大学の村上康文教授らが今月発表した抗体定量検査では、東京など首都圏の10~80代のうち、陽性反応が出たのは約1・9%だった。厚労省の調査よりは高いが、一般に「集団免疫」といわれる60~70%にはほど遠い水準だ。

 

上久保氏はその理由を、抗体検査キットで陽性・陰性の境を決める基準(カットオフ値)にあるとみる。検査の慎重を期すために発症中の入院患者を基準としてカットオフ値を設定しているため、抗体保有者でも陰性と出る人が多いというのだ。

 体内に外部からウイルスが入ると、ウイルスを殺す「キラーT細胞」と抗体を作る「B細胞」が抗体を生成し、その際にキラーT細胞からサイトカイン(免疫系細胞から分泌されるタンパク質)が出され、発熱などの症状が起きるという。

 

 上久保氏はこれまでの抗体検査の結果について、「サイトカインが出ている発症中の状態を捕捉した数字とみることもできる。陰性と判定された患者も免疫は記憶しており、ウイルスが再度曝露(さらされること)すると、B細胞がただちに『IgG抗体』を産生し、IgGの抗体価が上がるため、短時間の症状が出る程度で重症化しにくい」と解説する。

 前出の抗体検査を実施した村上氏は、陽性の水準に届かなかったものも含めて、ほぼ全ての検体でIgG抗体の反応が早期に上がったと説明、過去のコロナウイルスへの感染(既感染)を意味するとの見解を示した。既感染が新型コロナウイルスによるものか、過去のコロナウイルスによるものかは今後の課題とした。

■死者や重症者の定義再考を

 上久保氏は「毎年風邪にかかる人がいるように、『IgA抗体』など分泌型の免疫の関係で、通常約1年間で更新される。ウイルス干渉という現象で、新型コロナの流行時期には過去のコロナウイルスは存在できないため、ほぼ新型コロナによる『既感染』である可能性が高い」と指摘、新型コロナによる集団免疫が実現しているとした。

 

 だが、感染者数の増加に伴い、死者数や重症者数も徐々に増えていることはどう解釈できるのか。全国の1日当たりの死者数が緊急事態宣言解除後の最多を更新する日が多い。また、大阪府では一時、重症者数が70人を超え、流行第1波のピークを上回る場面もあった。

 上久保氏は、「新型コロナウイルスは実は抗体キットの結果からもすでに日本でほぼ収束していることを意味する」としたうえで、死者や重症者の定義について「別の病気での死亡例や入院例にもPCR検査を実施されており、陽性と判別されている可能性も考えられる。患者の基礎疾患などを考慮してカウントされるべきではないか」と主張した。