あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

またリメイク版を観た

2015年10月03日 02時42分02秒 | 写真

 

よせばいいのに、「転校生」で懲りずに「時をかける少女」

を観ました。仲 里依紗が主演のやつです。

で、オリジナルと比べてどうなのか、という話しになりますが、

どれをもってオリジナルとするかが難しい。

何度もテレビでドラマ化、映画化されているからです。

尾道三部作ファンとしては、やっぱり原田知世ちゃんのやつでしょ、

と言いたいのだが、私の記憶に鮮明に残っているのは、

1972年に放送された、NHK少年ドラマシリーズ「タイムトラベラー」だ。

当時は白黒のドラマだった。

 

このドラマはNHKにもマスターテープが残っていなかったらしい。

当時はVTR用のテープが非常に高価で、どの局も上書きして

何度も使っていたらしいのだ。

マニアが録画したものがたまたま残っていて、番組で紹介されていた。

当時、個人で録画機器を持つことができた、ということは

かなりの金持ちだったことは想像に難くない。

我が家に当時25万円もした家庭用ビデオデッキがくるのは、

それから8年後である。

 

映画の話しに戻すと、

原作は主演の芳山和子(役名)がタイムトラベルするのだが、

この作品は芳山の娘がタイムトラベルし、母親の伝言を伝える。

タイトルと登場人物の名前は同じだが、まったく違う作品だ。

いや、まてよ、「その後の時をかける少女」だ。

続編だね。

記憶を消されたはずの芳山和子が写真をきっかけに記憶を

蘇らせ、あの時の約束を守ってほしいと娘に伝言を託す。

場所は病院のベットの上。

交通事故に遭ったのだ。

芳山和子はタイムトラベルの薬を発明していたんだね。

ノーベル賞クラスじゃん、という突っ込みはなしで・・・

 

この映画けっこう観れる、というか面白い。

脚本がいいんだね。

はじめて観る人も前の物語が語られながら進むので、違和感なく観れる。

以前観た人も、

「あー、あのシーンね。あれがこうつながるのか」

というふうに楽しめる。

深町一夫が未来人なら、芳山和子の事故も知っていたはずだろ、

という突っ込みもナシで・・・

SF映画はアラを探すとキリがないので。

それにしても安田成美の演技、うますぎ。主演を完全に食ってる。

発売日:2010/10/13 販売元:ソニー・ミュージックマーケティング

DVD 「時をかける少女」より

 

コメント
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