F-04G搭載のカメラのポテンシャルを確認すべくテストしてみた。
最初におことわりを2つ。
まず、国内のスマホに搭載されているカメラユニット(特にイメージセンサー)
はソニーが断トツのシェアを持っており通信業者、機種を問わず、
あまり違いがないこと。
ちなみにF-04Gに搭載されているイメージセンサーは、ソニーの
IMX230というものです。
あともう1つ。
以前から私が何度も書いているように、いくら画素が多くなっても、
イメージセンサーのサイズが大きくならない限り、劇的な画質向上
は望めないこと。
この2つです。
静止画は最高画質の2,000万画素。
動画はFullHD。
4K動画は再生環境がないので、行っていません。
FullHDにリサイズされたものを評価しても意味ないですから。
テストのため露出、解像度のレタッチはしていません。
ただし、ブログに載せるため全体のサイズ変更はしています。
これはフォトショップにてリサイズして、同じppiに再サンプリング(72/ppi)
している、という事です。
私がテストするんですから、ちょっと意地悪な撮影方法です。
まずは普通の庭木。
普通にきれいですね。何も問題なし。
拡大してみましょう。
やはり細部のディティールが潰れていますね。
ここで問題になるのが、「このカメラにどこまで求めるの?」
ということだ。
すべて完璧ならデジ一などいらない訳だから・・・
私としては、このレンズでこのセンサーサイズにしてはよくやっている、と思う。
それが率直な感想だ。
実際にはここまで拡大しないわけだし、実用上なんの問題もなし。
では気を取り直して庭木をもう一枚。
今度のは、いいね。
これくらいの解像度があれば充分。
さっきのは微妙な手振れでもあったかな。
今度は逆光。
見事にフレア発生。
レンズフードがないから仕方ないか。
どんなカメラでもある程度、発生します。
でも、逆光補正は見事。ソフトのチューニングがいいのかな。
それとも「HDRイメージング」と宣伝している技術のおかげなのか。
FullHDの動画です。
この画質で23インチFullHDディスプレーに再生されているので、悪くないです。
これ以上を求めるなら専用機しかないです。
フォーカスも早いです。
像面位相差AFとか言って、イメージセンサーに測距専用の画素が
埋め込まれているそうです。
尚、動画そのものはリンクが面倒なのでアップしませんでした。
あしからず。
では最後に普通に撮ってみましょう。
うーん、最高(笑)。
ちょっと軟調なのか、ピン甘気味なのか。
まぁ、それは「味」ということで。