あべまつ行脚

ひたすら美しいものに導かれ、心写りを仕舞う玉手箱

工芸の力ー21世紀の展望 ・近美 工芸館

2008-01-28 22:22:58 | アート鑑賞記録
藍染の布や、絞りの布、織りのすばらしい帯地、
漆の新しい作品。

前衛ともいえる陶磁器の挑戦。
ガラスのもろさの中のきらめき。

三輪壽雪の鬼萩割高台茶碗の恐ろしさ。

埼玉県立美術館の外にあった、
不思議なオブジェの兄弟が展示室いっぱいに
黒いうねうねとした管を広げていた。
橋本真之の作。
あぁ、草月の花で埋め尽くしたら、
きっとすばらしいものになるだろうと、妄想する。

母はどうやってこの部屋に入れたのか知らん?
と、いじらしい心配。
大丈夫よ、ちゃんとパーツごとに分かれるようになっているのだから。

楽しい鑑賞だった。

ともかく、様々なチャレンジに心から声援を送りたい。
近美の本館などで、もっと広々としたところで
沢山の光を浴びてお披露目するチャンスがあってもいいかもしれない。


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