あべまつ行脚

ひたすら美しいものに導かれ、心写りを仕舞う玉手箱

草月 陶芸体験  飯能窯

2009-06-05 11:42:32 | ものつくり
画像は、あべまつ作。
これから乾燥と、釉薬がかけられ、
7~8月頃の完成とか。

楽しみ。

花器を自分で作り、それにまた花を活ける。
そういうことも草月ならではの体験。

西武線飯能駅からタクシーで10分程度のところに
飯能窯があって、
そこは長らく草月の人達が花器を作る窯場のよう。
何年も通っている人もいるくらい。

あべまつは今回初体験だったので、
色々思いはあったけれど、
画像のような、不思議な花器が出来上がり。
実際完成品が届く日まで、
どんな変化をあやつに降りかかってくるのか、
楽しみに待つとしよう。
後は炎の神のみぞ知る。

折りもおり、
昨日から、新宿タカシマヤでは
草月展が開催されている。

今回は、黒と赤が基調で、
大胆かつ繊細な花器と花と空間が楽しめる。

我が師匠も出品。
いつもながら、ピリッと可憐な作品だった。
花器はやはり飯能窯でご自分で創られたもの。
花器の存在は花以上に大事と思うこともしばしば。

いけばなは空間造形だとつくづく思う。

「ぽち花」が更新されないままで、反省中。
活ける人がキチンと花に向かえないから、
そんなことになるのだ。

飯能の緑深い渓谷でマイナスイオンたっぷり浴びながら、
作陶に励む、これは正しい時間の過ごし方だと
充実の時間だった。
自然の営みからパワーを頂ける。

調度栗の花の時期で、
タクシーの道すがら、何本も不思議な紐のような
栗の花を眺めた。
そろそろ、梅雨、がやってくる。

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