あべまつ行脚

ひたすら美しいものに導かれ、心写りを仕舞う玉手箱

銀座とショーウィンドウ ・HOUSE OF SHISEIDO

2011-01-16 14:16:21 | アート鑑賞記録
かつての資生堂のイメージは
化粧品と言えば、資生堂で、男女とも身だしなみを整えるという
すてきなドレスアップの香りがしていた。

洋画をみるようになった近代において、
平面画に色を乗せてアジア人の顔を
ゴージャスに変身させてくれた。

機関誌「椿」に抜擢されたモデル達は
その時代の美の象徴となった。
男性化粧品も銀盤、スポーツ界のスターがフェロモン
全開に姿態を輝かせた。

なんてめくるめく時代だったことだろう。

その時代の商店を飾るショーウィンドウの歴史を回顧する
懐かしい資料が並んでいる。

銀座と言えば、和光のショーウィンドウ。
地下道には松屋までのディスプレーが楽しい。
ウィンドウショッピングというただお店の前を通りすがるだけでも
うきうきする楽しみ方もある。

ただ商品を並べるのではなく、
その商品を扱うお店の心意気、美学を垣間見る
すばらしい空間でもある。

3月でこの場所が閉まることを
係の女性に丁寧に教わり、
お越し頂きありがとうございますという感謝を持って
深々とお礼し見送られた。

美しい この精神は、しっかり次世代へと受け継がれていってほしい。
銀座通りのショップのディスプレイの美しいこと!!






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