市ヶ谷にでたので、
山口晃氏の「いのち丸」と遭遇せずには帰れません。
で、初めてのミヅマギャラリーに寄らせていただきました。
在廊中の案内板がかかってましたが、
マスクをしていらっしゃるようで?ご遠慮しました。
三瀦ギャラリーはMIZUMAとあるので、
ミズマなのかと思っていたら、ミヅマなのでした。
気がつかずにおりました、失礼の段お許しを。
Takさんが新しいギャラリーと鑑賞者とのコミュに
インタビュー現場画像を生で見られるという
離れ業を成し遂げられ、
その技術にも感動しましたが、
それをやってみようという心意気が
「いのち丸」に宿って見えたのは
なんだかとってもあったかくなったのでした。
墨のかっこ良さ、やっぱり文句なくかっこ良かったです。
生々しい画面を何故か淡々と表現することで、
より画面が高められているように思いました。
個人的にはかまぼこサイズの白い紙に影が落とし込められていたのが
やるな、と喜んだのですが。
はがきになったいのち丸の顔面にスリットが入った顔、
あれは美しかったですね。
ここがあの現場かと感じ入りつつ、次回の
池田学氏にもつい眼力入ります。
お別れして、
川沿いを散歩して飯田橋駅に向かいました。
その後、近代美術館に移動して、
「麻生三郎展」に漕ぎ着けたわけです。
そのあまりにも激しい描きっぷりに
もう、一枚一枚の絵の前で
長々しく凝視し、
その描かれた黒々とした画面から赤い血の気が這いずり回るさまに
腑分けの色のような毒々しさというよりも
朽ちていった残された色のような
無残な色が残っている姿に
愕然としたのでした。
他の鑑賞者のみなさんもひとり静かに
その画面と向かい合い、見つめあい
人の気配にほっとし、
では次に、
そんな動きが感じられました。
企画室では
鈴木清写真展。
毎回ここの作品リストは頑張っていて、
それを頂くのを楽しみにしているのです。
土門拳のDNAがぎっちり詰まった、
ただ生きて生活する人々の
ものすごい生々しいほどの力がほとばしっていました。
生きるために、なんでもがっついて食いついてきたんだ!
その生業を土着性の強い視線で
切り取ってきた写真家のようでした。
常設にはまたまた見所満載。
中村宏の絵が掛かっていて、
なぜかとっても嬉しくなりました。
確か、千葉美でみたような。
頼朝と義経の美しい対照的な屏風絵もあり、
武者を描くのにも、ちょっとした花があったりして
その美学に陶酔でした。
本日もまたしても嬉しい発見が山のようでした。
「麻生三郎展」ともかくノックアウトされにいってください。
自画像のものっすごい迫力、
あと後期にもう一度見つめられに行ってきます。
その時に図録求めるつもりです。
山口晃氏の「いのち丸」と遭遇せずには帰れません。
で、初めてのミヅマギャラリーに寄らせていただきました。
在廊中の案内板がかかってましたが、
マスクをしていらっしゃるようで?ご遠慮しました。
三瀦ギャラリーはMIZUMAとあるので、
ミズマなのかと思っていたら、ミヅマなのでした。
気がつかずにおりました、失礼の段お許しを。
Takさんが新しいギャラリーと鑑賞者とのコミュに
インタビュー現場画像を生で見られるという
離れ業を成し遂げられ、
その技術にも感動しましたが、
それをやってみようという心意気が
「いのち丸」に宿って見えたのは
なんだかとってもあったかくなったのでした。
墨のかっこ良さ、やっぱり文句なくかっこ良かったです。
生々しい画面を何故か淡々と表現することで、
より画面が高められているように思いました。
個人的にはかまぼこサイズの白い紙に影が落とし込められていたのが
やるな、と喜んだのですが。
はがきになったいのち丸の顔面にスリットが入った顔、
あれは美しかったですね。
ここがあの現場かと感じ入りつつ、次回の
池田学氏にもつい眼力入ります。
お別れして、
川沿いを散歩して飯田橋駅に向かいました。
その後、近代美術館に移動して、
「麻生三郎展」に漕ぎ着けたわけです。
そのあまりにも激しい描きっぷりに
もう、一枚一枚の絵の前で
長々しく凝視し、
その描かれた黒々とした画面から赤い血の気が這いずり回るさまに
腑分けの色のような毒々しさというよりも
朽ちていった残された色のような
無残な色が残っている姿に
愕然としたのでした。
他の鑑賞者のみなさんもひとり静かに
その画面と向かい合い、見つめあい
人の気配にほっとし、
では次に、
そんな動きが感じられました。
企画室では
鈴木清写真展。
毎回ここの作品リストは頑張っていて、
それを頂くのを楽しみにしているのです。
土門拳のDNAがぎっちり詰まった、
ただ生きて生活する人々の
ものすごい生々しいほどの力がほとばしっていました。
生きるために、なんでもがっついて食いついてきたんだ!
その生業を土着性の強い視線で
切り取ってきた写真家のようでした。
常設にはまたまた見所満載。
中村宏の絵が掛かっていて、
なぜかとっても嬉しくなりました。
確か、千葉美でみたような。
頼朝と義経の美しい対照的な屏風絵もあり、
武者を描くのにも、ちょっとした花があったりして
その美学に陶酔でした。
本日もまたしても嬉しい発見が山のようでした。
「麻生三郎展」ともかくノックアウトされにいってください。
自画像のものっすごい迫力、
あと後期にもう一度見つめられに行ってきます。
その時に図録求めるつもりです。