若冲の拓版画 山内長三 編

今日から、学校と仕事がお休みの家族は３連休だ。
だからといって、どこかに行く予定もなく、
ふらふらご近所ラーメンランチをして、
夫は色々お疲れなので、家に帰り、
息子と二人、北千住まで買い物に出かけることとなった。

息子の探し物が見つかって、さて、どうしようとなった時、
荒川沿いにある中央図書館に行ってみることにした。

本屋さんに入荷したてのものでも、
自由にじっくり座ってただ読みできるのが、嬉しいところ。
雑誌コーナーで、芸術ものをぱらっと見て、
上の階に上がって、また、美術図書漁りをしていたら、


　若冲の拓版画　　山内長三　編　瑠璃書房　　（昭和５６年１２月１５日発行）
　　　　　　　　　　　　　　　　岩崎美術社　発売元

このようなすばらしい本とめぐり合ってしまった。
今、手元にあることがとても嬉しい。
じっくりモノクロの花鳥図、
あぁ～～これ、
コピーでいいから、下さい！！
そして、
「乗興舟」全編を堪能しよう。
天地２８，４糎（センチメートル）　
全長１０８４，０糎
これは、先の横山大観の「生々流転」を見てきたばかりだから、
なんとも因縁深い。
師匠の大典禅師の詩作とのコラボレーションのようだ。

色々興味深い研究文章も掲載されているから、
眺めつつ、若冲を深めることができそうだ。

ちょっとだけ、興味を引いたところを書き出すと、
どうも漆の「蒔絵大全」に若冲が参考としたようなとされたような
絵図があり、漆作家のような、工芸家との交流が
潜んでいるようなこと。

面白いではないですか。
真面目に読んでみましょう～～。　

後２日、どんなことになりますことやら。
先週はちょっと忙しすぎたので、
ゆっくりできる時間をすごしたいものです。

皆さまも、充実の連休でありますように　

そうそう、息子はたいそう重たいお気に入りの電車の本を見つけて、
ひゃー重い～～と言いながらぶら下げて、
私は、えらい本が見つかったとほくそえみ、
途中、やりかけ団子をあんこ、しょうゆ３本ずつお土産にして、
親子で楽しい図書館をしてきたのでした。　
北千住、面白いですよ～～