おばさんAは、急にその某イケメン青年に近づいて尋ねる。
A:あの、昨日で終わりじゃなかったのですか?
M:はい、今日だけ一日限り延期したのです。
A:じゃぁ、並ばないで、みられるの?
M:はい、どうぞ!
おほほほ、120分待ちで並んで入場された方、スミマセン!
もう、待ち人誰もいない状況で、
会場の平均年齢を一人で上げて、
拝見して参りました。
まったく何も知らないおばさんAは、
場内の若者にギロッと一瞥を喰らいながら、
墨の世界の男美にバキュ~ンされました。
男の美というものを時々羨ましく思う。
心底惚れた師匠に己を捧げる。
人生を捧げる。
それが絶対となる。
空(くう)をひらり蝶が舞う。
剣先が光る。
おぅ、きたか。
と微笑む青々とした剃髪の青年僧。
めちゃくちゃイケメン、ではなく美青年。
クラッとくる。
僧姿、これが曲者、泣かせどころだ。
魂の霊にささった棘が痛い。
ザザ~~
白浜に遊ぶ。
あなたが、最後に帰る場所はどこですか?
今までのストイックな画面から
突然広々と天井も高く解放された場所に、
抱き合う母子の姿。
刺さったまんまの棘は、
抱きしめられた母の胸の中で溶け落ちたのだろうか。
一つのストーリーが展覧の道のりとなって
何も知らないおばさんAでも充分楽しめた。
あの僧姿の美青年がハガキになっていたら、
拉致しようと思ったけれど、残念。ありませんでした。
墨と白紙、これが何と美しい世界なのだろう。
切れ味のよい美学が流れ、
久しぶりにいい男を見た気がして、
嬉しくなった。
なにしろ、美術館前のでかでかとした
いい男の横顔、これに惹かれたのだ。
美しいじゃありませんか。
「対決」の余韻はとりあえず置いておいて、
久々のいい男にくぅ~となり、
心も晴れ晴れ。
梅雨明け前のじっとり重たい空気の中、
逢えて嬉しかったわ!
そう言い残し、
上野の緑深い公園を通り抜けた。
公式HPはこちら 見応えあります。
A:あの、昨日で終わりじゃなかったのですか?
M:はい、今日だけ一日限り延期したのです。
A:じゃぁ、並ばないで、みられるの?
M:はい、どうぞ!
おほほほ、120分待ちで並んで入場された方、スミマセン!
もう、待ち人誰もいない状況で、
会場の平均年齢を一人で上げて、
拝見して参りました。
まったく何も知らないおばさんAは、
場内の若者にギロッと一瞥を喰らいながら、
墨の世界の男美にバキュ~ンされました。
男の美というものを時々羨ましく思う。
心底惚れた師匠に己を捧げる。
人生を捧げる。
それが絶対となる。
空(くう)をひらり蝶が舞う。
剣先が光る。
おぅ、きたか。
と微笑む青々とした剃髪の青年僧。
めちゃくちゃイケメン、ではなく美青年。
クラッとくる。
僧姿、これが曲者、泣かせどころだ。
魂の霊にささった棘が痛い。
ザザ~~
白浜に遊ぶ。
あなたが、最後に帰る場所はどこですか?
今までのストイックな画面から
突然広々と天井も高く解放された場所に、
抱き合う母子の姿。
刺さったまんまの棘は、
抱きしめられた母の胸の中で溶け落ちたのだろうか。
一つのストーリーが展覧の道のりとなって
何も知らないおばさんAでも充分楽しめた。
あの僧姿の美青年がハガキになっていたら、
拉致しようと思ったけれど、残念。ありませんでした。
墨と白紙、これが何と美しい世界なのだろう。
切れ味のよい美学が流れ、
久しぶりにいい男を見た気がして、
嬉しくなった。
なにしろ、美術館前のでかでかとした
いい男の横顔、これに惹かれたのだ。
美しいじゃありませんか。
「対決」の余韻はとりあえず置いておいて、
久々のいい男にくぅ~となり、
心も晴れ晴れ。
梅雨明け前のじっとり重たい空気の中、
逢えて嬉しかったわ!
そう言い残し、
上野の緑深い公園を通り抜けた。
公式HPはこちら 見応えあります。
そんな事があって良いのだろうか?
でも良かったね!
イケメンのお兄さんに案内してもらい、中ではもっとイケメンな絵が待っていたのですね。
男の美学!万歳!
月曜日は最高に贅沢な一日でした。
めちゃくちゃラッキーでした。
生まれた時からの業に振り回されながらも
抜け出せずにもがき、苦しみ、痛み、
剣の技を磨きつつも心に棘が刺さった
美しい男の物語。
常套だとは思いつつ、正しい!
と思ってしまったのでした。
武蔵もカッコ良すぎです。
惑わされます~。
美剃髪僧に反応、嬉しい!です。
根性の汚い男達よ、
バカボンドで禊ぎをするように!
と思ったのでした。