土曜日に私が一人時間をもらえた絶好のチャンスに、渋谷松濤にある、
小さなギャラリーに行くことを目論んだ。
久しぶりのにぎわいの渋谷。
若い頃に出歩き倒した渋谷とは随分様変わりしたけれど、
裏道に残る面影は、変わらないような。
Bunkamuraの横を通り抜けると、ダラダラな坂道が続き、
閑静で豪奢な住宅がある中、松濤美術館があり、その一寸先にそこがある。
時々、面白いテーマの展覧会を企画していて、気になるギャラリーの一つだった。
コンクリートと、白木のドアが効いている、コンパクトな建物で、
温かなかわいらしい雰囲気を醸し出している。
ドアを引くと(押すと?)吹き抜けの天井が高い避暑地のようなお家。
中二階に誘う階段も素敵だ。
四谷シモンの人形がいるから、あ、ここは澁澤邸の分家だと気が付く。
合田佐和子の記憶の収拾箱。
アート・トップという美術雑誌にここの紹介があって、
その中にスコープ作家桑原弘明の作品がとても魅力的だったので、
ぜひにもこの眼で確かめたかったのだ。
残念ながら、数は少なく、しかも光が届かない状況で、
小さなクルミの中に潜んでいる不思議の世界はのぞき込んでも
真っ暗なまま、姿を見せてくれなかった。
でも、本が出ていたので、早速入手。
工芸と、幻想世界と、のぞきの極小のミニチュア世界。
私の好きな、タルコフスキーの「ノスタルジア」を思う「夜」という作品。
題名にも心騒ぐ。
白日夢
鏡
回想記
天使卵
・・・・
良いでしょう~~~
こんなお家だったら、きっと、澁澤ファミリー作家の作品も喜んでくれるでしょう。そんな隠れ家のような所でした。
出品作家
池田龍雄、大槻雄二郎、加納光於、桑原弘明、合田佐和子、
アンティエ・グルメス、鈴木真、建石修志、谷川晃一、
中西夏之、四谷シモン
5月20日まで。
ギャラリーTOM
小さなギャラリーに行くことを目論んだ。
久しぶりのにぎわいの渋谷。
若い頃に出歩き倒した渋谷とは随分様変わりしたけれど、
裏道に残る面影は、変わらないような。
Bunkamuraの横を通り抜けると、ダラダラな坂道が続き、
閑静で豪奢な住宅がある中、松濤美術館があり、その一寸先にそこがある。
時々、面白いテーマの展覧会を企画していて、気になるギャラリーの一つだった。
コンクリートと、白木のドアが効いている、コンパクトな建物で、
温かなかわいらしい雰囲気を醸し出している。
ドアを引くと(押すと?)吹き抜けの天井が高い避暑地のようなお家。
中二階に誘う階段も素敵だ。
四谷シモンの人形がいるから、あ、ここは澁澤邸の分家だと気が付く。
合田佐和子の記憶の収拾箱。
アート・トップという美術雑誌にここの紹介があって、
その中にスコープ作家桑原弘明の作品がとても魅力的だったので、
ぜひにもこの眼で確かめたかったのだ。
残念ながら、数は少なく、しかも光が届かない状況で、
小さなクルミの中に潜んでいる不思議の世界はのぞき込んでも
真っ暗なまま、姿を見せてくれなかった。
でも、本が出ていたので、早速入手。
工芸と、幻想世界と、のぞきの極小のミニチュア世界。
私の好きな、タルコフスキーの「ノスタルジア」を思う「夜」という作品。
題名にも心騒ぐ。
白日夢
鏡
回想記
天使卵
・・・・
良いでしょう~~~
こんなお家だったら、きっと、澁澤ファミリー作家の作品も喜んでくれるでしょう。そんな隠れ家のような所でした。
出品作家
池田龍雄、大槻雄二郎、加納光於、桑原弘明、合田佐和子、
アンティエ・グルメス、鈴木真、建石修志、谷川晃一、
中西夏之、四谷シモン
5月20日まで。
ギャラリーTOM
いいなーいいなー
建石修志の作品って大好きです。
そして桑原弘明。
秘めやかな展覧会は閉じられた庭園のようですね・・・
ただただときめきます。
この帰りに、Bunkamuraのギャラリーに寄ったら、
「幻想と異端の図書室」とうたった、澁澤ファミリーのオンパレード。まさか、ベルメールがあるとは思いませんでした。
原稿や、ポスターや、貴重となった本などが、
うぉ~な値段で売られていました。
ここは買えなくとも、見てるだけで楽しかったです。
この次は、第二弾として、アングラ時代のポスターだそうです。
村山知義でしたっけね、メインは。
ギャラリーに入るとここをどうやって知りましたか?ときかれたでしょう。
僕はブンカムラか松涛といつもはしごです、ここだけだと物足りない。
あまり得意じゃないのでパスなのです。
そこが幻想界の壺、それこそが原動力とも。
穴に落ちたら、終わりでしょう?
受けて下さって、感謝いたします!