あべまつ行脚

ひたすら美しいものに導かれ、心写りを仕舞う玉手箱

大手門から平川門散歩(皇居) 8月27日  

2015-09-09 15:44:56 | デジカメ、アイフォン画像
  
 台風の影響で長々と雨が続きます。
 ブログ記事を上げる気合いも下降線なので、
 先日行った、三の丸尚蔵館から、国立近代美術館までの散歩風景を
 ご紹介しようと思います。

 地下鉄大手町の地下道はかなりこんぐらがっていますが、
 最近、パレスホテルがリニューアルされ、地下通路が整備されました。
 地上に出る出口を覚えておけば、かなり便利になりました。

 皇居に入るには各門で入場の札をもらうだけで、入れます。
 帰りにはどちらの門でもいいので、その札をお返しすればOKです。






 大手門が工事中となっていますが、
 それでも堂々とした姿を想像できます。
 登城するぞ、という気合いが入ります。
 




 その石組みの石の大きさに圧倒されます。
 なんてすごい力があるのだろう。
 その石は遠く、伊豆方面からも運ばれてきたようで、
 両親の住む伊豆高原駅前広場に大きな石があって、
 なんと、それを江戸まで運んだそうです。どうやって?

 松と石に囲まれた伝統の重みと江戸城の権威の跡を思います。
 
 外国のお客様が大勢見学に来ていました。
 日本人の方が少ないくらい。

  

 三の丸尚蔵館で「絵巻きを愉しむ」の展示が興味深く、
 岩佐又兵衛の強烈な「小栗判官絵巻」を前期、後期の展示を
 間近に見ることができて、大変嬉しく思いました。

 天皇家が所蔵するお宝に技量が問われるのは当然だとは思いますが、
 やっぱり、素晴らしいものをお持ちです。
 将来、二階建てに増築されるそうなので、その情報も気にしたいところです。

 平川門までの散歩道で見つけたもの、画像アップします。

 三の丸尚蔵館を出て同心番所が見えます。
 

 そこから堂々とした石組みが見えます。
 石の大きさにうなります。
 

 

 秋の気配がちらほら。
 

 

 石組みに寄生する野草もけなげ。
 

 

 時間が許せば、二の丸庭園に寄ってみること、お勧めします。
 回遊庭園の優雅なこと。
 諏訪の茶屋の立派な佇まいも重厚な景色に溶け込んでいます。

 今回は近美、MOMATに急いでいましたので割愛です。

 平川門が見えてきました。
 その横に石階段があります。
 

 こちらが平川門。
 

 立派な梁もみえます。
 

 

 門扉の鉄。
 

 遠くに国立近代美術館の姿が見えます。
 

 橋の欄干にある擬宝珠。良い具合の緑青です。
 寛永元年 八月吉日 長谷川越後守 の文字が見えます。
 

 足下の橋に埋め込まれた木材が良いデザインとなっていました。
 

 そんなことをiPhoneカメラに入れながら、
 近美に向かったのでした。
 皇居ランナーはいつも頑張ってますね~
 
 カメラがあると、お散歩も一段と楽しいものです。
 
 先月、8月27日のことでした。曇天につき、すっきりしない
 画像でしたが、ご容赦下さい。

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