行って良かったです!!!
入ってすぐに写楽の絵がだ~~~~っと
20枚堂々並んでのウェルカム!!!
一人で、おぉ~っこりゃすごい!と唸ってしまった。
声がよそ様に聞こえない程度に。
国際浮世絵学会常任理事の中右瑛氏垂涎のコレクション。
かなり私の好みにはまりました。
かのベラスケスとレンブラントと肩を並べ
三大肖像画家といわれた写楽。
という図録の一文にもクラッと来る。
なんというかっこよさ。
日頃、北斎を贔屓にしている私が今回目を見張ったのは
「平清盛怪異を見る図」の広重。
役者絵も良いのです。
見直した、広重!!
特別出品の
歌舞伎堂艶鏡!!
「三世市川八百蔵」(この絵は、図録に掲載されず、付録になっています)
展覧の図録に間に合わず、急遽出品リストに加わったのでしょうか?
中右氏、太っ腹!
会場は
A 東洲斎写楽
大首大判絵12枚、全身細版5枚、相撲絵3枚
文句なく、構成、色使い、表情、全てが格好いい。
B 参考作品 写楽のそっくりさん
ここに、歌舞伎堂艶鏡がいます。
十返舎一九の絵があるのが興味深かったです。
C 喜多川歌麿
圧倒の美人図ずらり。
黒雲母摺りの豪華版 「松葉楼装ひ 実を通す風情」
驚きの赤。
教訓親の目鏡シリーズ。
狂歌絵、役者絵などなど、江戸のエロス全開!
D 葛飾北斎
新板浮世絵忠臣蔵シリーズ 11作
百物語シリーズ 5作
冨嶽三十六景シリーズ 18作
秀逸は春朗時代の役者絵 7枚
春信がグッと現実味を帯びた雰囲気。
北斎マンガもしっかり。
E 歌川広重
景色ばかりが広重じゃない。
そういうことを教わった。
役者絵がとても良いのだ。
驚いたのは、
「平清盛 怪異を見るの図」
なんというシュールを描いたことだろう?
清盛が庭を振り返り見るとそこここ木や岩、灯籠などびっちり
一面に骸骨が現れる。
源氏の怨念が清盛の目の前に骸骨となって現れたのだ。
こういう手段が広重にあったことに感動した。
内外姿の美人図などにみる、岡場所の風情
福助の吉祥絵、影絵、楽しいアスビ物もあり、
本当に楽しんだ。
堅くて真面目が売りの広重と思っていたが、
どうしてどうして。
F 肉筆画
最後に、北斎と広重の肉筆画で〆。
北斎の「西行図」には思わずグッときた。
北斎よ、あなたも西行に惚れたのか・・・
私も西行にいかれているのだよ、とつぶやきつつ。
という構成。
ただただ鑑賞させてくれる展示にもよろこんだ。
また、今回希少価値な絵も数枚。
などなど、個々に感想をビッチリ述べたい気持ちを抑えて、
図録に目を擦りつけている。
熱い収集は、企画にも愛情がにじみ、見る人を魅了する。
日本人のコレクションも素晴らしいではないですか!
壺に入る箇所が、一々嬉しいのだった。
中右瑛氏さま、よくぞコレクションして下さいました。
浮世絵ファンの方、必見です!!!
5月12日まで。会期無休です。
大丸ミュージアムチェックしてみて下さい。
また、会期中見に行きたくなった展覧だった。
グッググ~~
入ってすぐに写楽の絵がだ~~~~っと
20枚堂々並んでのウェルカム!!!
一人で、おぉ~っこりゃすごい!と唸ってしまった。
声がよそ様に聞こえない程度に。
国際浮世絵学会常任理事の中右瑛氏垂涎のコレクション。
かなり私の好みにはまりました。
かのベラスケスとレンブラントと肩を並べ
三大肖像画家といわれた写楽。
という図録の一文にもクラッと来る。
なんというかっこよさ。
日頃、北斎を贔屓にしている私が今回目を見張ったのは
「平清盛怪異を見る図」の広重。
役者絵も良いのです。
見直した、広重!!
特別出品の
歌舞伎堂艶鏡!!
「三世市川八百蔵」(この絵は、図録に掲載されず、付録になっています)
展覧の図録に間に合わず、急遽出品リストに加わったのでしょうか?
中右氏、太っ腹!
会場は
A 東洲斎写楽
大首大判絵12枚、全身細版5枚、相撲絵3枚
文句なく、構成、色使い、表情、全てが格好いい。
B 参考作品 写楽のそっくりさん
ここに、歌舞伎堂艶鏡がいます。
十返舎一九の絵があるのが興味深かったです。
C 喜多川歌麿
圧倒の美人図ずらり。
黒雲母摺りの豪華版 「松葉楼装ひ 実を通す風情」
驚きの赤。
教訓親の目鏡シリーズ。
狂歌絵、役者絵などなど、江戸のエロス全開!
D 葛飾北斎
新板浮世絵忠臣蔵シリーズ 11作
百物語シリーズ 5作
冨嶽三十六景シリーズ 18作
秀逸は春朗時代の役者絵 7枚
春信がグッと現実味を帯びた雰囲気。
北斎マンガもしっかり。
E 歌川広重
景色ばかりが広重じゃない。
そういうことを教わった。
役者絵がとても良いのだ。
驚いたのは、
「平清盛 怪異を見るの図」
なんというシュールを描いたことだろう?
清盛が庭を振り返り見るとそこここ木や岩、灯籠などびっちり
一面に骸骨が現れる。
源氏の怨念が清盛の目の前に骸骨となって現れたのだ。
こういう手段が広重にあったことに感動した。
内外姿の美人図などにみる、岡場所の風情
福助の吉祥絵、影絵、楽しいアスビ物もあり、
本当に楽しんだ。
堅くて真面目が売りの広重と思っていたが、
どうしてどうして。
F 肉筆画
最後に、北斎と広重の肉筆画で〆。
北斎の「西行図」には思わずグッときた。
北斎よ、あなたも西行に惚れたのか・・・
私も西行にいかれているのだよ、とつぶやきつつ。
という構成。
ただただ鑑賞させてくれる展示にもよろこんだ。
また、今回希少価値な絵も数枚。
などなど、個々に感想をビッチリ述べたい気持ちを抑えて、
図録に目を擦りつけている。
熱い収集は、企画にも愛情がにじみ、見る人を魅了する。
日本人のコレクションも素晴らしいではないですか!
壺に入る箇所が、一々嬉しいのだった。
中右瑛氏さま、よくぞコレクションして下さいました。
浮世絵ファンの方、必見です!!!
5月12日まで。会期無休です。
大丸ミュージアムチェックしてみて下さい。
また、会期中見に行きたくなった展覧だった。
グッググ~~
まったく持って驚きでした。
まだまだ知らないことが多すぎます。
本当にステキな展覧会でした。
二年前ですが、巡回が始まったとき、わたしも大いに楽しみました。
それと三鷹芸術センターでも中右さんのコレクション展がありますよ。
本当にニコニコしながらじっくり堪能できる展覧会でした。
広重に驚かされました。
会期中にまた滑り込みたいものです。
ようやく東京に到着した、展覧なのですね。
ウキウキとっても楽しみました。
三鷹のチラシを手に入れ、おぉ~っと思っているところです。
駅近らしいし、一度出かけてみたくなりました。
そしてとても勉強になりました。特に広重ですね。
めったに買わない図録を買って眺めています。
今、とらさんのブログ拝見してコメントさせて頂いたところでした!
浮世絵のと奥の深いこと。
喜んで罠にはまります。という気になりました。
図録、私もじっくり見ています。
大丸は最近すごいです。
質も量も大満足、私もまた行きたいと思ってます!
ドイツのクルツという写楽研究家なのですね、レンブラント、ベラスケスと写楽を並べたのは。
実はこの間の日曜日三鷹市美術ギャラリーに行って引き続き浮世絵拝見なのですが、どうも役者では岩井半四朗という人が人気があったようですね、両会場に出てましたね。
しかし図録重たいですね。