10月22日に東京国立博物館の東洋館、本館の画像を沢山写してありましたので、
画像のご紹介です。
まず東洋館から
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その日は雨上がりでとてもきれいな酔芙蓉が咲いていました。
そして、東洋館の名宝、双幅の芙蓉図のレプリカがショップに展示販売されていました。
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手が届く方もいらっしゃるのではないでしょうか。
李朝陶磁器の愛らしいものたち、大井戸茶碗銘佐野井戸も現れました。
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特集「中国書画精華 ー譲り伝えられてきた名品たちー」
そこに現れた「五龍図巻」伝 陳容筆 中国南宋時代
数年前にこの絵巻きを初めて見た時に、この絵巻は
日本の龍図の元祖なのでは?と思ったくらい驚いたものでした。
東京国立博物館ニュースに関連記事が掲載されていました。
掲載文によると、この図巻はボストン美とメトロポリタン美に分蔵される
作品で、もとは一つで切り取られたものであるとわかってきたそうです。
昨年修理されてからの初展示となったとのこと。
展示ケースには新調された箱と、旧箱、書付なども共に展示されていました。
久しぶりの再会に驚喜しました。
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他、南宋時代の 千手観音図 全体が大きすぎてiPhoneカメラに収まりきれなかったので、
掌の一部だけです。それだけでもきめ細やかな表現が伝わると思います。
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本館2階に移動します。
いつもは平成館の考古展示室に展示してある、巻貝形土製品が
縄文土器の展示に加わりました。
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キャップ状の可愛い金属帽子が見えました。
金銅装鋲留眉庇付甲 という名がつけられていました。
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楠一本でできた、菩薩立像
円空さんを思います。
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国宝室には「寛平御時后宮歌合」
まぁ、名だたる歌人のつらつらと美しい文字。
判読できないというもどかしさに突きつけられながらも
文字の美しさ、というものを感じます。
絵因果経断簡
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屏風のコーナーには
秋草図屏風 俵屋宗雪筆
宗達工房の後継者で京で活躍したのち、金沢前田家に仕えたそうです。
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もう一つ、作者名は不明ですが、秋草白菊図屏風
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柿本人麿自画賛 近衛信尹筆
人麿の姿が柿本人麿の文字で表されていることに気づきます。
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角倉素庵
光悦や、宗達の活躍した時代、光悦本を印刷した功績のある人です。
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光悦の和歌巻がズラリと並べられました。
この下図は宗達が絡んだのではないのでしょうか。
宗達の名は解説されていませんでした。
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こんなところを記録してありました。
いつ見てもわくわくしてくるものばかりです。
平成館は12月7日で展示が終わり、しばらく休館します。
来年の4月までの予定だそうです。
東洋館も12月8日から休館し、お正月2日から開館するようです。
今後の予定にも注意が必要のようです。
近いうちに東博行かねば、です。
お返事遅くなりました。国宝の件数を教えて下さりありがとうございます。今日、また富岡製糸場が国宝になって1090件!沢山あるのですね!
12月、もうこれで見納めかと思うと気がはやりますが、いけばなの方も忙しくなり、寸暇を狙って駆け込み状態になるのかも?です。ken さまもどうぞご自愛下さいませ。お付き合いに感謝申し上げます。