あべまつ行脚

ひたすら美しいものに導かれ、心写りを仕舞う玉手箱

ゆめいろのパレットⅢ 国際子ども図書館本のミュージアム

2007-10-31 21:51:12 | 
それで、上野に行くたびに立ち寄る機会が増えた。
黒田記念室の並びにその建物が素敵な姿を見せてくれる。
姿を見るたびに私は胸が躍るのだ。

明治に建てられた帝国図書館が前身で、
2005年に我が国初の国立児童書専門図書館として生まれ変わった。

なにしろ大元の建物の姿が素敵なのだ。
新・あべまつのフォトのところにも
アルバムあります。
過去のものなので、スクロールしてみて下さい。

ここでも、安藤忠雄氏のリニューアル設計。

現在「ゆめいろのパレットⅢ」として、
世界の児童書の原画コンクール受賞作品展が行われている。
正しくは、
「野間国際絵本原画コンクール入賞作品
 アジア・アフリカ・ラテンアメリカから
 ゆめいろのパレットⅢ」

どんなものか、3階の展示場に足を踏み入れると、
色鮮やかな世界の児童書が元気にその姿を見せてくれた。

なかでも、
イランの作家達が目を引いたのだ。
イランの児童書、そんな絵本に触れる時があるなんて、
とても貴重な機会で、
描かれる絵にも子ども向けではなく、
大人にも充分、子ども以上に素敵な絵と
感じられるものが沢山あって、
嬉しい出会いとなった。

世界情勢の厳しいところに、素敵な絵が生まれていることが
ちょっと切ない。

子ども達は大人達の未来なのだ。

大人達、きちんと生きているか?

子ども達のキラキラ瞳の光を奪っていないか?

ゆめいろぱれっとに使われる色が
ダークな色になりませんように。

ほのぼのとした、柔らかな光に包まれたような気がして、
ほっこりした。

お時間があって、上野に行かれたら、
ちょっと足を伸ばして、
国際子ども図書館で、ちょっと一息つかれることをお勧めします。

展覧のことは、こちら
また、カフェも庭が見えて癒しの空間。
お天気のいい日にはテラスで風に吹かれてコーヒーでも。

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2 コメント

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Unknown (遊行七恵)
2007-11-01 21:55:36
こんばんは
ここの図書館は建物も無論良いですが、ちょっとした展覧会に深い魅力があります。
基本的に図書館大好き子供でしたので、嬉しいです。
最近は全く行かなくなった図書館ですが、ここにはまだ魅力を感じます。
返信する
遊行 さま (あべまつ)
2007-11-01 23:05:25
こんばんは。
今回の展覧は、思いがけない発見でした。
イランの作家達、素敵でした。
コラージュのような表現をしている絵本なんて、
とっても魅力的でした。

ただその中にいるだけで、嬉しくなる所です。
大人用に入館証をつくると、
2階の図書室に埋没できるのも嬉しいです。
むろんどちらも無料~~~!
返信する

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