あべまつ行脚

ひたすら美しいものに導かれ、心写りを仕舞う玉手箱

あべまつ 春休み中

2009-03-29 21:33:19 | つらつら思うこと
今日は、母が来ているので、同じ3月生まれ同士、
母娘でお誕生日のお祝いも兼ねて、日本橋を遊んできました。

こういう時が一番気が楽で、女同士の楽しみを満喫できるのです。
殿方がいると、
買い物している時間を待ってもらうのは、心苦しいし、
あれやこれやと悩む楽しみを一緒に付き合わせるのは気の毒、
デザートの楽しみをガマンする、
そんな気遣いから解放されます(笑)

春の香りのする日本橋といっても、
デパートの中でほとんどが終わってしまいました。

高島屋では「東本願寺展」
重厚で広大な京都の東本願寺は、西本願寺と並んで
大きなお寺なのに、
どういう訳か参拝していません。

京都駅から近いようで、
目指すところの途中に位置している所為か
なんとも申し訳のないことで、
バスからお寺の外観だけ眺めるだけで、
未だにスルーしたままです。
次回は、必ず!
今回のサプライズは、
応挙のゆるく力を抜いた老梅図襖が目を引きました。
生真面目な線を引く応挙が、こんなに自由な線を引いたのかと
驚きました。
京都の近代日本画家たちの名も、並び、
こういう時がなければ、なかなかお目にはかかれないのだろうと
まばゆい思いをしました。
また、棟方志功の弾けた前衛な襖図も驚きでした。

お昼ご飯を食べ、
お寺の宝物を見、
ちょっとデザートとお茶を飲み、
楽しいお買い物で〆

これを一つの場所でできるデパートは、
充実の活用方法とほくそ笑みました。
母がいれば、なおのこと。
二人してお気に入りの買い物をして、大満足。

・・・ということで、
明日から母とボーイを連れて伊豆に行ってきます。
父も娘、孫の来訪を楽しみにしているようです。
夫はしばし、独身貴族、です。

皆さまも桜と共に、めぐる季節をお楽しみ下さい。
東博の阿修羅へは、来月中に一目!と思っています。

画像は、先日行った、都庭園美術館のご近所、
自然教育公園入口の桜。
今はもう少し咲いていると思います。

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