あべまつ行脚

ひたすら美しいものに導かれ、心写りを仕舞う玉手箱

おもしろブログ発見!

2008-04-12 23:07:32 | 海外美術
根っからの日本芸術ファンではありながらも、
実は昔は西洋かぶれ。
イタリアかぶれもした。

洋服は中のボディをより美しく見せるための物と知って、
やはり、
民族衣装だと理解した。

日本人は自分の身体を美しいと気付かなかった。
西洋人はきっと自身の身体を美しいと
思わせる歴史的美術観があるのだと思う。

ヴィーナスなんて、究極の存在。
ボディ信仰。

自然の営み崇拝の日本人は、
存在の全体の有り様が美しいと感じた、のだと思う。

そんな中、日本人デザイナーは、
折衷デザインに苦心した。
森英恵、三宅一生、高田賢三、コシノ・ジュンコ
などなど。
ボディコンシャスなどあれはデフォルメだった。
イケイケであっても、本来のボディの美しさを感じられただろうか?

コムデギャルソン、なども、
着る人のボディを尊重しただろうか?
やはりそれでも全体の姿が美しいを狙ったのだと思う。

西洋とのボディに対する深い谷間が見える。
艶めかしいボディの王妃と、
あでやかでしとやかな姫との谷間。

とはいえ、たまにはパリを感じるのも素敵だ。

充実のブログをご紹介したい。

こちら。

長い歴史を通り過ぎた国の文化は、とても興味深い。
奥深いのに、
斬新で素敵な目線が気がつかないうちに育っているからなのだろう。

中国よ、と思う。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大観と日本美術院  ・横山... | トップ | 上野お散歩 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。