あべまつ行脚

ひたすら美しいものに導かれ、心写りを仕舞う玉手箱

やっと、源氏物語

2008-06-24 22:34:57 | 
丁度今年が源氏物語千年紀に当たるということで、
勉強するにはいい時。

何とはなしに、おぼろに想像は付いているものの、
何がどうしての系図がわかっていないし、
構成にも今ひとつ理解ができていない。

概論から総体像を見て、
瀬戸内源氏をトライし、
それから、また様々な作家がチャレンジした源氏を、
追っかけるのも楽しいかもしれない。
アタシが源氏に触れる、これは大変なことだ。

これで、伊勢と、西行と様々な物語が呼応し合って、
他の枕草子や、式部日記、古今和歌集、
などなど古典のすばらしさに
触れる切っ掛けにもなろう。

あぁ、遠きかな、この道のり。

継承され続ける血族と、恋愛、業の深さ、
取り巻く美しき自然、人々の中に流れる雅な文化。
うっとりしながらも、
オイオイと突っ込みを入れたり、
どうしてそんなにヨヨヨヨと崩れるか!
怨霊はどこからくるのか・・・・?
などなど楽しいことが山のよう。

須磨までいって、そのままにならないように、
短い目標を作りながら、探っていきたいと思っています。
源氏にお強い方、
助っ人お願い致します。

丁度、再放送ですが、午前中に瀬戸内寂聴さんの講義が
聞けるので、これもまた、グッドタイミングゥ!

総勢430人あまりの位置関係が
わかるようになるのでしょうか・・・
まぁ、気長に気長に、お付き合い願うことに致します。

8月に横浜美術館で、源氏物語展、あるのですね。
それまでになんとか、形を捕まえられるといいなぁ。

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8 コメント

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千年... (ogawama)
2008-06-24 23:41:18
私は祖母に買ってもらった円地文子版の源氏物語を読みました。
10代の頃ですかね。匂い立つような文章でした。
光源氏が亡くなってから物語がすごく侘しい感じになって、完読はしなかったかもしれません。
今から読むのはきついですね...。
横美の前売り、買いました!
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ogawama さま (あべまつ)
2008-06-25 21:30:34
こんばんは。
ステキなお祖母様ですね。
ogawamaさんに、女子の手習いを授けられたのでしょうね。宇治十帖はまた、因果応報のクライマックスがあるので、なかなか読み応えあります。って、その前読んでないってのは・・・

今、マイブームに乗って読破目指します。
寂聴さんのは艶っぽ過ぎるかなぁと思い、与謝野晶子版手に入れました。
横美の企画を楽しめるよう、頑張ります!といって自分にプレッシャーかける作戦。
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Unknown (遊行七恵)
2008-06-26 23:46:00
こんばんは
わたしもogawamaさんご同様、円地さんから始まりました。次が与謝野さんで、それから谷崎。
でも・・・いちばんよく読んだのは実は古典文学大系の、下の欄に注釈のついた原文です。
それを自分で一から訳してました。
自分で訳すと華麗さが消えていきましたよ~トホホ。
古事記に始まり源氏、源平もの、今昔・・・と訳し倒しました。
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Unknown (悲歌・哀歌)
2008-06-27 14:51:11
源氏物語は高校の教科書でちょっと習った程度の小生です。登場人物の人間関係が複雑で、お手上げでした。それでも、ん十の手習いで、全編読んでみようか、と思ったりします。与謝野晶子のが文庫本で出たので、しかも梶田半古の絵入という誘惑のキャッチコピー付きなもんだから、慌てて本屋に行ったら、なななんと半古の絵は白黒でボケボケ、やめました。遊行さんのように集中力もなく、知識も無い小生ですが、やはり古典文学大系かなぁー、と思っています。この夏は、お勉強の夏休み?
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遊行 さま (あべまつ)
2008-06-27 16:04:41
こんにちは。
以前、実家の本箱にあった古典文学大系、あれ、どこに行ったのでしょう?
色の付かない原文まで、もう少し入門書から紐解いて、それから、にしようと思います。
それにしても、古文を訳し倒したとは、恐れ入谷です。こういう方にこそ、文学は楽しめるのでしょう、というお手本のようです。
私の源氏となるよう、努めます。
長距離マラソン、ゴールは遠い・・・
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悲歌・哀歌 さま (あべまつ)
2008-06-27 16:10:13
こんにちは。
まさにその梶田半古のピンぼけ挿絵付き与謝野本を手に入れたのでした。
お家で読むには、丁度体裁がよろしかろうと思って。物語を手中に入れなくとも、全体の姿がわかるよう、楽しみます。
どこかの古本屋で、大系本が激安であったりするかもと、狙うことにします。
それにしても系図が大混雑!ですね。
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Unknown (oki)
2008-06-27 22:19:13
源氏は僕の国立大付属高校でも高校三年生になってようやくとりあげたものです。
古典の授業、古文三単位、漢文一単位をたいていの文系の生徒は選択するのですが、三単位のうち二単位、つまり週二時間は源氏にあてていましたね。
大学で倫理の道に進みましたのでそれ以降源氏と触れ合う機会はないのですが、この千年紀にちょっと勉強しようかと思っています。
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oki さま (あべまつ)
2008-06-27 23:28:25
こんばんは。
okiさんも今年、チャレンジされますか!
学校の課題ですとちょっと重たかったです。
物語の世界を楽しめる授業だといいのですが、当時私はさっぱりその世界に関心がなく、
何をしていたのでしょうね。
やっと今になって源氏が近くなったようです。
頑張りましょう~~
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