先月はSeinaさん親子と清澄白河の現代美術館からが始まり。
今先端のアート活動をしている 名和晃平さんの「SYINTHESIS」
ビーズに埋め込まれた鹿の剥製が有名作。
どのような人かも存じ上げず、無知のまま突入。
未来都市のクールな幻想を具現化したような、
建築化したような、
ドロドロした血の騒ぎがなく、知のしたたかさを感じた。
その作戦は私にソワソワさせる、落ち着きのなさ、
得体の知れぬ知の幻惑、クールな暴力、
そんなことを感じさせてくれた。
自分の未知なる感覚の違和感に怖さをつのらせた。
2011未知との遭遇
そんな印象だった。
それはあとから思えば、名和さん式の表裏との間に連れて行かれた、
その狭間のギリギリ、を現したのだとすれば、
見事に私は境目のクレバスに嵌ってしまったのかもしれない。
それも計算づく、だとするならば、なんという仕掛人。
悔しいがその技に脱帽するしかないじゃないか。
その後、美術手帖で彼の仕事ぶりの援護も見る。
彼のイメージをそのまま伝える協力企業の存在。
ビッグプロジェクトなのだった。
その足で、Seinaさん親子と常設展をご一緒した。
特集展示は 石田尚志
延々と続くパフォーマンス映像。
でもそのスパイラルに嵌ると動けない楽しさ。
執拗な単調な動きにいつ終わるのかを待つのも楽しい。
それで、彼のことを知らないで進んでみて行くと
あれ?どこかで見た映像。
あ~これ横浜トリエンナーレで、息子と見たことを思い出した。
「海の壁 ー生成する庭」
漠然と見ていたものの中でも記憶に残るものとの
偶然の再会は当時の自分との再会でもある。
ほか、新作なども展示。
アスファルトに延々と噴霧器で線を引き続けるのは
5分だけでいいから、ちょっと参加したくなった。
個人的には、「全景」の大竹伸朗の「ゴミ男」が嬉しい。
河原温が数点、メキシコの夜景のような下がる照明の荒木珠奈。
現美はコレクションが面白いと改めて実感。
名和晃平さんのクレバスから這い上がれた気分。
現代アートのなかで、映像がさらに重要になってきたことを痛感。
映画という物語ではなく、
流れる絵画のつながり。
めくるめく3Dの世界もあれば、
淡々と長回しだけのものもある。
YouTubeの溢れる映像の中で
きっと先鋭的な作家さんが生まれてくるのだろう。
今年の横浜トリエンナーレでも
きっとワクワクする映像が待っているに違いない。
Seinaさん親子ほど現代アート、ギャラリーに強い親子もいないだろうな。
尊敬しつつ、輝く目の王子様に少しだけ嫉妬した。
ありがとう。
今先端のアート活動をしている 名和晃平さんの「SYINTHESIS」
ビーズに埋め込まれた鹿の剥製が有名作。
どのような人かも存じ上げず、無知のまま突入。
未来都市のクールな幻想を具現化したような、
建築化したような、
ドロドロした血の騒ぎがなく、知のしたたかさを感じた。
その作戦は私にソワソワさせる、落ち着きのなさ、
得体の知れぬ知の幻惑、クールな暴力、
そんなことを感じさせてくれた。
自分の未知なる感覚の違和感に怖さをつのらせた。
2011未知との遭遇
そんな印象だった。
それはあとから思えば、名和さん式の表裏との間に連れて行かれた、
その狭間のギリギリ、を現したのだとすれば、
見事に私は境目のクレバスに嵌ってしまったのかもしれない。
それも計算づく、だとするならば、なんという仕掛人。
悔しいがその技に脱帽するしかないじゃないか。
その後、美術手帖で彼の仕事ぶりの援護も見る。
彼のイメージをそのまま伝える協力企業の存在。
ビッグプロジェクトなのだった。
その足で、Seinaさん親子と常設展をご一緒した。
特集展示は 石田尚志
延々と続くパフォーマンス映像。
でもそのスパイラルに嵌ると動けない楽しさ。
執拗な単調な動きにいつ終わるのかを待つのも楽しい。
それで、彼のことを知らないで進んでみて行くと
あれ?どこかで見た映像。
あ~これ横浜トリエンナーレで、息子と見たことを思い出した。
「海の壁 ー生成する庭」
漠然と見ていたものの中でも記憶に残るものとの
偶然の再会は当時の自分との再会でもある。
ほか、新作なども展示。
アスファルトに延々と噴霧器で線を引き続けるのは
5分だけでいいから、ちょっと参加したくなった。
個人的には、「全景」の大竹伸朗の「ゴミ男」が嬉しい。
河原温が数点、メキシコの夜景のような下がる照明の荒木珠奈。
現美はコレクションが面白いと改めて実感。
名和晃平さんのクレバスから這い上がれた気分。
現代アートのなかで、映像がさらに重要になってきたことを痛感。
映画という物語ではなく、
流れる絵画のつながり。
めくるめく3Dの世界もあれば、
淡々と長回しだけのものもある。
YouTubeの溢れる映像の中で
きっと先鋭的な作家さんが生まれてくるのだろう。
今年の横浜トリエンナーレでも
きっとワクワクする映像が待っているに違いない。
Seinaさん親子ほど現代アート、ギャラリーに強い親子もいないだろうな。
尊敬しつつ、輝く目の王子様に少しだけ嫉妬した。
ありがとう。
今回の展覧会は書きあぐねています。
コンセプトと出力したものが頭の中で噛み合わないんです。
クレバスに嵌まる、上手い例えですね。
すっかりお返事が遅くなってしまってごめんなさい。
実家にいってました。
meme さんにしても名和晃平さんを書きあぐねていらっしゃるとは!
自分のサイクル波長と同調させるのが難しいことをしみじみ感じてこれはまた私にそぐわないiPhoneを持たされた時のようでもあったり。
先鋭作家であることは間違いないのでしょうね~