あべまつ行脚

ひたすら美しいものに導かれ、心写りを仕舞う玉手箱

上野アートリンク草の茶会 に参加してきました。 

2011-10-26 16:33:46 | 遊山


ココがお茶会の場所。築50年の日本家屋をオーナー好みに改築。
とってもアットホームなアンティークな小道具に囲まれた、
ホッとするカフェです。
愛犬ちゃんも招きワン。







それで、ココのカフェの横にギャラリーが併設。
そこをお茶会の場としてしつらいました。





お茶会は兼藤さん作の不思議なお茶碗をセレクトして
陶器のツールに腰掛けて待っていると
小さな陶磁器のお皿が現れて、うさぎさんの妖精のような小さなカップルの振出から
コロコロとこんぺいとうさんが転がります。
それを落とさぬようにお口に投入し、
ほのかな甘みに頬を緩めていると
お抹茶のかぐわしい香りとともに先ほど選んだお抹茶茶碗?に
さささと茶筅でほぐれたお茶が運ばれてきます。
手にするとあのゴツゴツした高台が安定感にかわって
手のひらにすぅっと納まります。驚きでした。

程よい温かなお茶に内臓が喜ぶと、主となんだか楽しいお話ぞくぞく。

これでいいのだ、と思ってしまう楽しいお茶会。

こうあらねばならない、そういうお茶も勿論憧れて、素敵なのですが、
こういった、敷居の低い、チャレンジ精神旺盛なお茶会も俄然あり!だと確信しました。

だって、楽しかったのですから。

お客様も最初はおどおどでも、段々楽しくなって行く感じが伝わります。

カフェ、ギャラリーモアノさんのHPはこちら



ここに来る途中に正しいお茶のお稽古場がありました。
江戸千家、という表札が重々しく下がっておりました。


関係ないのですが、
タモリのブラタモリで見た事があった不思議な建物も現れてきたり。



楽しすぎる上野池之端界隈なのでした。

また機会があれば、新しいお茶会、参加したいと思いました。
これは、上野アートリンクのイベントの一環でした。
2011 art-Link 9月23日~10月16日まで。
このお茶会は 草の茶会として企画されました。
数寄者 岡田紅子さん、茶器 兼藤忍さん。
楽しい、出会いもあって、嬉しい一日でした。
新妻妊婦な従妹共々おせわになりましたのでした。  

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