阿部ブログ

日々思うこと

北朝鮮の生物兵器関連施設

2011年08月24日 | 日記
北朝鮮の生物兵器開発は、1960 年代初めから金日成主席の直接指示で生物兵器開発計画を強化し、微生物と毒素剤製造のための施設を建設したと伝えられている。
また、1990 年代に招いたソ連崩壊後失職のロシアの技術者が最近の開発に大きく寄与しているとも言われている。

■生物兵器関連研究施設
・金日成医科大学
・金万有記念病院放射線研究室
・平壌医科大学
・金日成総合大学
・医学科学院微生物研究所
・国防科学院医学研究所(25工場)
・201細菌研究所
・501細菌研究所

■生物剤生産施設
阿吾地(AOJI)、清津(CH´ONGJIN) 、満浦(MANPO) 、順川(SUNCHON)、安州(ANJU)、咸興(HAMHUNG) 、新興(SINHUNG) 、新義州(SINUIJU) 、元山(WONSAN)、朔州(SAKUCHU) 、江界(KANGGYE)

北朝鮮が保有していると見られる生物剤には、BACHLUS (バチルス菌) 、ANTHRACIS (アントラシス:炭疽菌)、CLOSTRIDIUM (クロストリジウム:破傷風菌) 、BOTULINUS(ボツリヌス菌) 、SALMONELLA(サルモネラ菌)、 TYPHUS (チフス菌)、VIBRIO(ビブリオ菌) 、CHOLERA (コレラ菌)、 PEST(ペスト菌)天然痘、黄熱病、出血熱などがあると推定される。