晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

箱根に見入る

2021-01-04 06:05:23 | 人生
今年はカレンダーの都合で年末年始の休暇が少なく、
今日から仕事始めのところが多いためあっという間に過ぎた正月です。

正月と言えば箱根大学駅伝です。
何もすることないから二日間延々と見入ってしまう。
今年は駒沢大学が最終区で大逆転して、
駅伝の醍醐味を味わうことができました。

駅伝は一人で全区間を走るのと違って何人かで襷を繋いで成立しているため、
その緊張感は半端でないと思う。

私も会社員時代に13年連続で社内の愛知管内駅伝に出場しました。
その間4カ所の職場を移動していたがその都度仲間を募ってチームを作って、
一ヵ月前くらいから仕事後に合同練習をして臨んでいた。

愛知万博をやる前の県青少年公園とか庄内緑地が会場でした。
走る区間は精々5km程度なのでテレビに映る選手とはレベルもラベルも違うが、
その心理は共通しているのでないか。

第一走や中間走やアンカーのどれも経験して思うことは、
どこでも走る前は独特な緊張感です。
襷を受ければ走るしかないが、
せっている時は相手の息遣いがもろに伝わり、
健脚度合いをはかり知ったものです。

疲れてくると走りが空回りしているようで、
何人にも抜かれたりした。
そんな時に声援で名前を呼ばれると、
どういう訳か力が復活したものです。
襷をつないでなんぼなので一人で走る気楽さはなく、
最後まで全力疾走した充実感は代えがたい経験でした。

懐かしい私の40・50代の想い出です。
テレビで駅伝やマラソンが放送されるとついつい見入ってしまいます
腰を痛め走れぬ体となってしまった老僕ですが、
青春の思いは永遠にあれといきたいですね。

< 息遣い聞こえるよな箱根路走 >
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