ＴＰＰ

野田首相が参加表明したＴＰＰ
国論を二分どころか反対懸念が圧倒的というのに
この国の指導者はどこを向いて政治をつかさどるのか



総じて経済界やマスコミは賛成一色
確かに関税が一掃されれば輸出入の障壁がなくなり
それにかかわる商いは勢いを増すことでしょう

しかし国には長年にかけて築き上げてきたその国独自の文化や生活様式やしくみがあります
影響は24項目に及ぶといわれ国内法より条約優先ということを考えると
政治家はこれにより後世の日本人にとんでもないツケを負わせることになる

政治家はアメリカの呪縛から抜け出せないでいる
核廃絶を発信したオバマ大統領には期待もしたが
アメリカ経済を立ち直らせれなかったツケを国外に求め標的にされた日本

中国・韓国・インドネシア・タイ・フィリピン・カナダも参加していないところから見えてくるのは
明らかに日本とアメリカの貿易協定みたいなもの
その意向を断れない日本の情けなさ
だから沖縄の問題も県民本位で解決できないでいる

直ぐには影響がでるものでないが
5年後10年後の日本を思うといたたまれない