フランス便り-66／サントノレ通りクリスマスイルミネーション01

以前「フランス便り-65／シャンゼリゼ通りクリスマスイルミネーション01」でご紹介させて頂いた、シャンゼリゼ通りに程近いブランドのブティックが軒並み揃う”サントノレ通りクリスマスイルミネーション”を見に行きました。さすがに高級店舗が居並ぶ通利だけあって想像していたように、所々華やかなイルミネーション、クリスマスツリーが飾られ、クリスマス気分を盛り上げておりました。ルーブル美術館、コンコルド広場、ヴァンドーム広場、マドレーヌ寺院と観光名所に近いこともあって、観光客の脚を引き寄せる為の工夫が色々となされております。皆さんは、日本の各商業施設のクリスマスイルミネーション、ご覧になりましたか？今年は、震災の影響で装飾が施されている場所は少ないのでしょうか？個人的には、表参道、銀座、六本木ヒルズ界隈がどんな様子か見てみたい気がします。

パリ絵になるウィンドー-47／ベー・アッシュ・ヴェークリスマスウィンドー其の参2011

ベー・アッシュ・ヴェーの近隣には、BHV La niche／ペット館、BHV Velo／自転車館、BHV Moto／バイク館、その他の小さな専門館が点在しております。それらのお店のウィンドーでも、造形物、グラフィック、クリスマスツリーとガラス玉、アブストラクトマネキンが使用され、最新冬物商品をコーディネート、その店ごとの独自の展開がなされております。ウィンドー前を通り掛かる人々に、クリスマスプレゼント向けの専門商品をアピールをしております。皆さんは、ちょっと特殊な、普通のお店で売っていないような専門的なモノをお探しの時、どこを良くご利用されますか？個人的には、パリではやりベー・アッシュ・ヴェーに行けば何か見付かるので、しばしば探し物に訪れております。日本では、やはり東急ハンズでしょうか。

パリ絵になるウィンドー-46／ベー・アッシュ・ヴェークリスマスウィンドー其の弐2011

引き続き、ベー・アッシュ・ヴェーのクリスマスウィンドーのご紹介です。本館の裏手に隣接するメンズ館のウィンドーも、メインウィンドーと同様な内容です。ケベックにまつわるモチーフと自然やクリスマスを連想させる造形物、メンズ館なのでお父さんと男の子のリアルマネキン限定、クリスマス向けの商品をLED照明の光の演出と共に構成展開されております。サブウィンドーでは、メインウィンドーとテーマを連想させるモチーフを使い、アブストラクトマネキンと共に最新冬物商品が展開されております。また、メンズ館横の普段は商品搬出入口トラック発着場として使われているスペースでは、期間限定でクリスマスツリー用の生もみの木売場が構成されておりました。皆さんは、ご自宅でクリスマスツリー飾っていらっしゃいますか？個人的には、毎年小さいのを飾っております。

パリ絵になるウィンドー-45／ベー・アッシュ・ヴェークリスマスウィンドー其の壱2011

いよいよクリスマス前日です。最後に、パリのど真ん中はパリ市役所に隣接する東急ハンズのようなお店「ベー・アッシュ・ヴェー」のクリスマスウィンドーをご紹介させて頂きます。今年のベー・アッシュ・ヴェーのクリスマステーマは「LE NOEL QUEBECOIS DU BAZAR／ル・ノエル・ケベクォワ・デュ・バザール」”バザールのケベック風クリスマス”。フランス系移民の多く住む、公用語がフランス語のカナダはケベック州をフォーカスしております。ケベック州モントリオールからフランスに移住して来た一人の女性がフランス人と結婚し、フランスで家族を作り、ケベックに住む祖父母をフランスに迎え、今年のクリスマスを過ごすというストーリーを設定し、七面のウィンドーを展開構成しております。ベー・アッシュ・ヴェーらしい人間味溢れる心温まるアプローチは、毎年恒例となったモーションディスプレーのメインウィンドーのデザインでも、伺い知れます。光や音楽に合わせ、子供向けのぬいぐるみや人形のコミカルな動きが愛らしく展開されております。装飾には、ケベックにまつわるモチーフと自然やクリスマスを連想させる造形物、ファミリーを形成するリアルマネキンを使い、クリスマス向けの商品をLED照明の光の演出と共に構成展開されております。サブウィンドーでは、メインウィンドーとテーマを連想させるモチーフを用い、アブストラクトマネキンと共に最新商品が展開されております。皆さんは、物語性のあるウィンドー展開どう思われますか？個人的には、ベー・アッシュ・ヴェーにはラファイエット資本が導入されているので、ラファイエットのウィンドー同様にコンセプト重視なウィンドーが展開されているのだな、と妙に納得させられました。