配偶者に先立たれた夫の友人Tさんや、わたしの友人N子さんは、事ある度にひとりはつまらないとか、
寂しいとか言い、我々夫婦を羨まし
がるが、ないものねだりだと思う。
Tさんの寂しさはまだ解るが、N子さんなどは、ご主人には罵詈雑言の毎日だった。
本音を聞いたら、ひとり暮らしの気楽さが、この上なく良いと洩らした。
逆にずっとひとり暮らしのMさん
(N子さんの友人女性)は、全く寂しく
ないと言い張りながら、猫を６匹も
飼ったりして、住まいも次第にゴミ
屋敷化してきているらしい。
わたしの夫は煩くなくて一見優しく
思えるが、未だに理解できない
素っ気無さがある。
普段は気にならないが、昨今の
異常な残暑でまいっていると、夫の
無関心、無頓着な態度とこれまた
対照的なマメの異常な関心度、
密着度は大きな吠え声とともに
神経に堪える。
全てにハイテンションなマメは、
可愛いのだが、わたしのエネルギー
を消耗させる。
自分自身以外の何者も背負わない
気楽さとひとりの寂しさ、つまらなさと、どっちを取るかと言われたら、ないものねだりで今は切実に
ひとりで暮らしたい衝動が強い。
今日、少し離れた日帰り温泉に
ひとりで行き時間に捉われず、
仮眠を取ったりひとりゆったりと
した気分で食事を摂ったりして
きた。
これが常態化すると人は勝手な
もので、ひとりは寂しい、つまらないという気分に傾くのだろうか？
いや、主人の方かもしれないけど・・・
二人でいても寂しい時はあります。
一人でいてもそんな気持ちにはならない時もあります。
私と会話しているよりも主人は友人やご近所さんとの方が楽しそうにいろいろと話をしたりしています。
これって・・どういう神経?と思う時もありますが、
逆に、私も友人とかご近所さんとの会話が弾む時がありますし(笑)～
一人になりたい時は一人になればいいんですよ。
相手に何も求めなければ・・・気楽ですよ(笑)～
義父は義母が亡くなってから20年一人暮らしをしていました。
最後の5年間は私たちと同居しましたが・・・
一人暮らしをしている時、義妹たちは『可哀そうに一人暮らしをしていて・・』と暗に私たちが同居しない事をチクリと言われていましたが・・・
全くのほったらかし状態にしていたわけではなく、毎週のように赴いたり、こちらに来させたり・・
元気でしたから自由に行き来はしていました。
けれど、はたから見ると一つの家にいないと寂しいのではないかと思うらしい。
逆に同居していたほうがずっと孤独を感じる事があるのではないかと思っています。
限られた空間の中で同居しているよりも、自分の家を自由に使える気楽さが一人暮らしにはあります。
義父は『全然寂しくない』と言っていましたし、『構われるのがいやだ』とも(笑)～
気楽に生きたかったのでしょう。
私も息子達と同居しない理由に気楽さがあります。
一人暮らしになってどうするか・・
元気なうちは一人で暮らします。多分主人も。
どんな連れ合いでもお互い一緒に暮らしている時間が長ければ、一人になった時の時間は短くいられます。
そういう気持ちで暮らしています。
一人になって気楽でいられるか・・そうでもないと思いますけれど・・・
すみません、リコメしたつもりが漏れて
ました。
そうですね、ひとりになればなったで
全く気楽になれるわけではなく新たな
葛藤が生まれるでしょうね。
ただ今は心のバランスをとるために
しゃにむにいろんな事を振り払い、
ひとりになれないかと足掻いている
感じです。
現実には無理だと解っていながらの
悪あがきですね。