週の中日の水曜日。
サッカー天皇杯のラウンド16の戦い、8試合が行われた。
われらがアルビレックス新潟は、先月の3回戦でヴィファーレン長崎に大敗し、すでに敗れ去ってしまった。
ひいきのチームが出ないというのは、味気ないものだ。
だから、どの試合を見ても、ちっともハラハラもドキドキもしない。
少しでも興味があるとすれば、2試合。
うち1つは、ヴァンフォーレ甲府対鹿島アントラーズの一戦。
J2リーグでは苦戦が続いているが、天皇杯になると強い甲府。
毎年のように鹿島と当たって、過去2回は勝利してきた。
鹿島とすれば、因縁の相手。
3回も続けて負けるわけにはいかないだろう。
この試合、NHK-BSで放送していたから、とりあえず見ていた。
すると、甲府が先制したのに、前半のアディショナルタイムに鹿島に追いつかれてしまった。
後半もがんばったが、結局コーナーキックから決勝点を挙げた鹿島の勝ち。
甲府の選手たちも健闘していたけれど、鹿島がリベンジに成功した試合だった。
もう1つ興味があったのは、新潟を破った長崎対横浜Fマリノス。
無料で見られる放送があればよかったけれど、残念ながらそれはなし。
ネットで試合経過を確かめると、前半を終えて0-0。
やっぱりいい試合しているじゃないか、長崎。
58分に長崎が先制したが、マリノスも10分たたないうちに追いついて、1-1。
このまま試合終盤までスコアが変わらなかった。
その後、結果をチェックして驚いた。
なんとアディショナルタイムに得点がパカスカ入っていたのだ。
90分+2分、長崎、2-1と勝ち越し。
90分+8分、マリノス、2-2と同点に追いつく。
90分+10分、マリノス、3-2と逆転。
なんとまあ、慌ただしい。
長崎サポは、2-1となったところで勝ったと思っただろうなあ。
マリノスはドラマチックな試合で、J1の意地を見せた。
J1の意地を見せたのは、大分に勝った京都。
そして、愛媛を破った広島。
だけど、J2のチームから1点も取れずに敗れ去ったJ1のチームも2つあった。
0-2で山口に負けた鳥栖。
0-1で千葉に敗れた札幌。
まあ、この2チームは、リーグ戦で降格圏の19位、20位だから仕方ないか。
天皇杯の勝利より、リーグ戦の勝利が優先だよなあ。
でも、J2勢に負けて、意気は下がるなあ。
そのほか、J1勢同士の戦いは、リーグ戦で上位のチームが順当に勝ち上がった。
神戸1-0柏。
ガンバ大阪3-2湘南。
順当な勝利は、さすが上位、優勝争いをしているチームは違う!…ということにしておこう。
さて、ベスト8が出そろった。
横浜対山口、G大阪対広島、鹿島対神戸、京都対千葉。
J2勢は山口、千葉と残っているが、ここまでかな?
12日の新潟との試合では負けたが、京都の出足の鋭さは脅威だった。
意外と京都が勝ち進むかもしれないな。
まあ、関心が薄いから、そんなことを何のしがらみもこだわりもなく言えてしまう。
どこが勝っても、まあいいや。
こだわっているのは、週末のリーグ戦の勝利だ。
首位町田をホームに迎えるが、勝ち点3をとりたいアルビレックス新潟。
こちらの試合の方が、はるかに関心が高く、今からでも、さあ勝てるかと、ドキドキしてしまう。